面舵,取舵についての話題
○
プロローグ|
番号 |
メール番号 |
テーマ |
氏名 |
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(1) |
Titanic |
大野 道夫 |
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(2) |
P or S |
藤田 實 |
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(3) |
Re :P or S(K-S 374) |
大野 道夫 |
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(4) |
PORT/STARBOARD ON TITANIC |
増田 勝巳 |
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(5) |
PORT/STARBOARD (補足) |
増田 勝巳 |
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(6) |
Re: 面舵,取り舵 |
三宮 一泰 |
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(7) |
Re: PORT/STARBOARD( 補足) |
長谷川 和彦 |
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(8) |
LARBOARD |
大野 道夫 |
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(9) |
Port/Starboard への思い |
黒岩 道昌 |
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(10) |
LARBOARD/PORT/STARBOARD |
増田 勝巳 |
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(11) |
PORT/TORIKAJI |
大野 道夫 |
(1)
大野
藤田さんもご覧になりましたか。
小生F2Fの時に三宮さんが面白いと言われるので何十年ぶりかで
映画を見に行きました。
実際を忠実に再現して実物大の船を造り・・・・・中に出てくるLOVE
STORYだけが唯一真実と違うと言う事でした。
3時間もの長い間飽きる事無く、ぐんぐん引き付けられる映画でした。
唯一違う所に引き付けられて。
日本語で「面舵」と聞いた気がするのに取り舵が取られていたように
思いましたが、小生の聞き違いでしたでしょうか?
評判どおり面白い映画でした。若者にも大うけのようです。
では
藤田です。
KS-367で大野さん曰く4
月13日の日本海事新聞に海産研の長塚誠治氏が「映画タイタニック遭難シ−ンタイタニック号が遭難した
1912年頃は、面舵と取舵の定義が現在と逆で、国従って大野さんは正確に英語を聞き取っておられたのです。
以上
大野
道夫 です。よく理解できました。昔日本でもたしか舵柄で操作している時に
舵と舵柄が
逆に動くので、よく右と左を間違えた。それで陸軍の
舟艇では其の侭右左を
逆に呼ぶようにしたとか、しなかったとか。
うろ覚えです。
藤田さんのメールで気が付きました。
小生英語は出来ません。
正確に聞き取っている筈はありません。
眠い目をこすりこすり発信していたので
記述を間違えました。
日本語で「面舵」と「聞いた」ではなく「見た」ですよね。
小生の「聞き違い」ではなくて、「見違い」です。
今思い出すと画面を見ている時は、よく聞き取れなくていきなり
「面舵」の文字が目に飛び込んできたように思います。
あのようなパニックに近い緊急時には操舵命令の発令者も受令者も
最高の緊張の中でもっと大声を上げてハッキリと発令し、アンサー
バックもなされる物なのになあ。とその時感じました。
大変失礼しました。
しかし統一されたのが1928年とか1931年とかそんなに最近
だったとは知りませんでした。勉強になりました。
(目次へ)
下川さんの
kis-net ご投稿も含めて TAITANIC 談義、大変面白く拝見しております。[K-Senior:374](
藤田さん)2.[K-Senior:375](
大野さん)私も上記については知りませんでした。面白いですね。
何かないかと、佐波宣平著「海の英語 イギリス海事用語根源」という本をめくって
みました。期待したものは見えませんでしたが、古い古い文献の紹介がありました。
Then know, Star-boord is the right hand, Lar-boord the left; Starbood the
Helme, is to put the Helme a Starbood, then the ship will goe to the Larboord.
Right your Helme, that is, to keepe it in the mid ships, or right up. Port,
that is, to put the Helme to Larboord, and the ship will goe to the Starbood,
for the ship will ever goe contrary to the Helme.
(J. Smith: A Sea Grammar, 1627)
上記は
左舷・取舵 の古語 larboard が starboard と語音がまぎらわしく、海上とすると、面舵と取舵の定義が逆だったというよりも、上記の
Sea Grammar が脈々どなたかこれからご覧になる方、どんな号令が発せられたのか聞きとってください。
以上
寝言のような
KS-377 を送出した後で、肝心な項目の見落しに気付きました。[helm order
操舵命令]旧来の古い慣行一覧
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着目 |
操舵命令 |
慣行国 |
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船首を starboard(右舷)の方向へ転回させるために "Port !"(左舷へ!)と命令し、 また、船首を port(左舷) の方向へ転回させるために "Starboard!"(右舷へ!) と命令する。 |
イギリス、アメリカ |
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船首を starboard(右舷)の方向へ転回させるために "Starboard !"(右舷へ!)と 命令し、また、船首を Port (左舷)の方向へ転回させる ために、"Port !"(左舷へ) と命令する。 |
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・スカンディナビア水域の諸国では、船の所属する国籍にしたがい、それぞれ、操舵
命令を異にしていた。ある国の水先案内人が他の国の所属船に乗って仕事をすると
いうのは日常しばしば見かけるケースであって、上の操舵命令に見られる不統一を
改め、一本の制度に直すことの重要なことは明白であった。
・1928年、ロンドンで開催された国際海運会議は、この問題をとりあげて結論を
出し、これを契機として、この直後に、世界海運諸国は、いずれも間接法を廃して
直接法に踏み切ることになった。
・このロンドン海運会議の結論にもとづいて制定された日本の海事法規
操だ命令においては、「おもかじ」又は「スターボード」とは、かじを右舷に
とれという意味に、「とりかじ」又は「ポート」とは、かじを左舷にとれという
意味に用いるものとする。(海上衝突予防法)
以上、自己満足でごめんなさい。
(目次へ)藤田
>、国により異なり混同しやすかった。そこで 1928 年に国際的に統一され,増田
> 何かないかと、佐波宣平著「海の英語 イギリス海事用語根源」という本を増田>上記の
Sea Grammar
が脈々と受継がれて来た反面、操舵装置の変革もあって
>混乱を来していたのではなかろうかと愚考する次第です。どなたかこれから
>ご覧になる方、どんな号令が発せられたのか聞きとってください。
杉浦昭典先生の「われら船乗り」海の慣習と伝説、と言う本を見るとこれらの典が
明確に書いてあります。
増田さんの言われるようにstarboardとlarboard
の発音の混同と英仏両国の慣習の
違いにより1884年2月にロンドン・スク-ル・ボート対ラードネル事件と言う国際
紛争が起こった。
1928
のロンドンでの海上衝突予防規則の改正に関する国際会議が開かれ操舵命令は尚日本海軍は従来からおもかじ、とりかじを使い
東郷連合艦隊司令長官は櫂が舵に変わってベニスのゴンドラで見るように右舷側にあったが14世紀半ばに
ようやく船尾中央に定位置を取った。スターボードと言うのはこの伝統らしい。
又舵柄から舵輪になっても舵輪を回す方向と船の回頭する方向が異なりそのお陰で
操舵命令のお国柄で混乱したようだ。
海の世界は何時までも頑迷固陋で手早く事が決まらない伝統ですね。
(目次へ)長谷川@阪大です。
おもしろいですね、恐いですね。
5月15ー16日にベルギーのブリュッセルで開かれる第1回世界海事用語会議
(そんなの聞き始め)に出席します。
といいますのも私は現在国際水槽会議の記号と用語特別グループの少ない委員の
ひとりを仰せつかっており、その会合がこの会議にあわせて行われるからです。
あまりなじみのない会議だから、せいぜい、ベルギーのビール巡りでもしようか
と思っていましたが、宿題ができてしまいました。
昔はカジが右舷にあり、カジ
(steering board)のついた方という意味でついでに、欧米ではいまでも左カジを+、右カジをー(時計回りを正)とするのに
対して、日本は結果主義で、右に回るカジを+、反対をーとしていますね。
では。
(目次へ)大野
何故昔の船が右舷に
Steeringの櫂を持っていたのかが不思議です。昔、ノルウェーの海事博物館で見たバイキングの最古の船の模型も確かに右舷に
持っていました。
知ったかぶりをして後輩に
Larboard
は Ladder board (岸壁に Ladder をかける)から来ているので長谷川先生のご出張はほんとにgood
timingのようですね。又新しい+−も早く日本のと同じ(正当と思っています)に統一できないのでしょうかね。
では
又。(9)98-04-20 ( K-S 384→392)「Port/Starboardへの思い」
黒岩です
なぜ左
私
,左利なのですがその性ではないと思いますが,左右音痴で,車に乗っていても私のことですが
,取舵,面舵と言われて,どっちが左、右 ?と迷っているような造船屋(10)
98-04-21( K-S 385) LARBOARD/PORT/STARBOARD悪乗りして
大船にともすともしび上は白、みぎは美どりに左くれない。
此ノ歌ヲ暗記シ置クベシ但シミギノ美ノ字ハミドリノミノ字ナレバ覚エヤスシ
又英
(11)
98-04-22 「 PORT/TORIKAJI」大野
大学時代に原田先生だったか、赤崎先生だったかがやっぱり原田先生でしたかね。
左舷がPORT。覚えるのにはポートワインを思い出したら良い。
左党(酒飲み)で思い出す。
左舷回頭は「取り舵」。これは「左」褄を「取る」で覚えたら良い。
と教えて下さった事を。
大事な事は少しも覚えなくて、こんな事だけ覚えています。
では
又。
PS:皆様のメールでのやり取りの配列だけになりましたが,興味深く
読みなおしてみる