⽇本船舶海洋⼯学会東部⽀部では、海事産業に関わる若⼿世代の親睦を深め、海事産業にまつわる情報共有や問題意識の共有や啓発を図るため、若⼿研修や意⾒交換会を開催してきました。
本年度も、新型コロナウィルスの感染拡⼤を鑑みて、昨年度と同様にオンラインでの講習・グループワークを実施して若⼿の皆様のスキルアップ及び交流の促進を図るイベントを実施します。本年度のテーマは「気象データを活⽤したビジネスモデルの創出」とし、近年、気象データがどのように活⽤されているのか理解してもらうため、⻑年、気象・環境・防災などに関わる様々な調査解析を⾏っている⽇本気象協会から佐藤淑⼦⽒を招聘して基調講演を実施して頂きます。また、講習・グループワークの講師として横浜国⽴⼤学の満⾏泰河准教授をお招きし、気象データの活⽤⽅法についてグループワークを基本として学ぶ実践講習を⾏います。昨今は機械学習や⼈⼯知能、データサイエンスという⾔葉を⽿にしない⽇はありませんが、興味はあるけれどどのようにして取り組みを始めたら良いかわからない⽅が多いかと思います。若⼿の皆さんの積極的なご参加をお待ちしています。
基調講演:佐藤 淑⼦ ⽒(⼀般財団法⼈ ⽇本気象協会 事業本部 社会・防災事業部 営業課)
講習・グループワーク:満⾏ 泰河 准教授(横浜国⽴⼤学⼤学院⼯学研究院システムの創⽣部⾨)
現在、様々な業界でデータ流通とそれらの有効活⽤に向けた活動が盛んに⾏われている。その状況を⼟台として、データサイエンスや⼈⼯知能技術をコアとした新規ビジネスの創出や、若⼿・学⽣によるベンチャー会社の起業などによって業界全体が活性化している分野も存在する。⼀⽅で、海事業界でも国内外で種々データの流通や利活⽤に向けた活動が⾏われているが、ビジネスが変⾰したという状況は⽣まれていないのが実情である。
今回の東部⽀部若⼿研修・意⾒交換会では、海事業界におけるデータ活⽤についてグループ討論によるアイデアソンを実施する。「気象」に関するデータ活⽤ビジネス⽴案をテーマとし、実際の事例紹介を踏まえて、現在ではなく少し先の未来をターゲットとしたビジネスはどのようなものが考えられるか、またそのビジネスを実現するためにはどのような技術・制度設計が必要となるか、などについてグループ別に検討し発表会を実施する。
令和4年2月21日(月)9:30〜17:10 ※昼休憩含む
Web会議システム(Microsoft Teams)によるオンラインイベント
無料
海事業界に関連する業務を⾏っている若⼿の⽅。
20名
参加ご希望の方は下記必要事項を明記の上、2022年2月14日(月)までに学会事務局までお申し込みください。グループワークのための情報やオンライン講習のための環境などについての質問を含みます。
参加対象者については東部⽀部運営委員会にて申込者の中から選考を⾏い、⼈数調整をさせていただきます。参加対象者の決定後に最終案内と共に各参加者へ通知致します。
日本船舶海洋工学会 東部支部 事務局
TEL 03-3438-2014, 2015 FAX:03-3438-2016
E-mail:[メールする]
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