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会長メッセージ

日本船舶海洋工学会 会長 鈴木 英之
日本船舶海洋工学会 会長
鈴木 英之

会長を拝命した鈴木です。学生員として学会に入会して以来45年になります。会長就任にあたりご挨拶申し上げます。日本船舶海洋工学会は日本造船学会、関西造船協会、西部造船会の三学会が統合して2005年に発足し20年の節目を迎えました。旧学会の活動の一部はそれぞれ東部支部、関西支部、西部支部の固有の取り組みとして継続しています。これは、本学会が持つ一つの特徴ともなっています。このような点も念頭に置きながら、本学会の活動の方向性について、「学会の役割」、「新しい技術への対応」、「競争領域に対する貢献」の観点から私の考えを述べさせていただきます。

1.学会の役割
日本船舶海洋工学会は、多くの工学系学会と同じく、技術者・研究者個人の集まりであり、組織の枠を超えた交流の機会、研鑽の場を提供することが役割の大きな柱の一つです。会員が日頃の研究の成果を披露し、知識の交換を行い、批判も受けることによって、さらなる進歩と技量の向上が図られ、緊張感をもって交流する人のつながりが作られる場です。これらの活動を通じて船舶海洋工学の進歩、安全性、性能向上に貢献することが役割になります。
企業も、所属する技術者や研究者の技量向上を通じて技術基盤の強化に寄与するという観点から団体会員になって頂いています。
本学会が行っている事業にはつぎのようなものがあります。いずれも重要な柱ですので、点検し、充実を図って行きたいと考えています。
(1) 春季、秋季講演会などの学術的会合の開催
(2) 本学会HPを通じた会員および社会への情報提供
(3) 学会誌KANRIN、和文論文集、英文論文集(JMST)、その他の出版物の刊行
(4) 国内外の関連分野の学会等との交流・協力
(5) 教育・人材育成・社会連携などの事業(能力開発支援、普及・啓蒙活動など)
(6) 研究委員会
学会が若い人たちの成長を促す場となることは、昔も今も変わらない重要な機能であると考えます。若手の育成は分野の存亡にかかわる問題です。若い学生諸君に関心を持ってもらい、本分野を進路先と考えてもらえるよう、魅力的な情報や産学の活動に触れる機会の充実を図りたいと考えています。

2.新しい技術への対応
地球環境問題など人類共通の大きな課題や、少子高齢化など日本の課題の解決に貢献するという意識は、将来の技術開発の方向性を見誤らないために重要な視点と考えます。日本の造船業が取組んでいる自動運行船、脱炭素の取り組みなどはこれらの課題に答える開発です。また、再生可能エネルギー開発や地球温暖化対策については、海洋が貢献できる領域が多々あります。様々な知識や技術の体系を総動員して、洋上で活動するシステムの設計、製造を担当する造船業が、世界やわが国の求めに答え、新たな解を提供する責務は大きくなっています。海洋を担当する総合工学を代表する唯一の学会である本学会の責務も大きくなっています。一方で、新しい開発は技術の裾野も広く、多くの隣接する分野との協力も重要です。関連学協会との連携を強化し、新しい技術的関心とニーズを持った新しい会員の入会も図ってゆきたいと考えます。

3.競争領域に対する貢献
企業は厳しい国際競争の中にあって、幅広いニーズに答えるべく、多様な技術を保持する必要がある一方で、厳しい国際競争のなかで効率化を図ってきた経緯があります。かつては類似のテーマに取り組み、経験を有し、相談できる同僚、先輩が同じ企業内にいたものの、現在では、効率化、省力化により少数精鋭化した反面、相談できる人が減った、あるいはいないといった状況も多々見られるとお聞きします。協調領域となる技術の共通基盤の強化を支援し、社会に開かれた活動を前提とした学会としては難しい面もありますが、様々な枠組みを工夫して実現することも重要であると考えています。

本学会を取り巻く課題に取り組み、本学会の魅力を増し会員サービスの持続的な充実に努めてまいりますので、ご支援ご協力をお願い申し上げます。

日本船舶海洋工学会 会長 鈴木 英之

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