仙台-苫小牧航路に就航した新造船。客室は大部屋を廃止して個室を大幅に増やすともに、個室以外はカプセルタイプの寝台とし、プライバシーの確保と機能性の向上を実現。先代「きたかみ」とほぼ同サイズでありながら、同一船速条件で10%以上の大幅な省エネルギーとCO2排出量削減を実現させた。
東京湾唯一の無人島猿島への観光航路のために新造された双胴旅客船。斬新なデザインと快適な居住性で地域随一の観光地への輸送を担う。船首にドローンポートを持ち災害時の状況把握と物資輸送も行える。
自動操船機能を有する日本初の完全バッテリー駆動船。航行に必要な電力は全て、600kWhの大容量リチウムイオンバッテリーから供給され、低騒音、低振動かつクリーンな航行が可能である。自動操船機能では、衝突及び座礁防止のための自動避航が可能。
広島、呉、松山を2時間40分で結ぶ定期航路船。フェリーならではの魅力を見つめ直し「海上を移動する心地よい公園」をコンセプトに、船内回遊を積極的に促す仕掛けを随所に盛り込んだ。細部にまでこだわったデザインが評価され、2019年度グッドデザイン賞ベスト100などを受賞。
世界的に有名な猫島、田代島、網地島と本土を結ぶ最新鋭の高速旅客船。限られた空間に様々な機能と快適旅客スペースを実現、自動姿勢制御装置により優れた凌波性を発揮する。島民の生活を支え地域発展の重要な役割を担っている。船名は「Sea」ではなく見るの「See」とし、多くの人に猫を見に島を訪れてもらいたいという願いを込めた。
離島航路での就航率向上のため大型ビルジキール、ARTを備え、離接岸荷役を容易にするRUPAS舵やバウスラスタを装備した最新2軸フェリー。船首のバウドアや係船甲板張出部は波浪衝撃緩和と機能美を追求したほか、化粧焼突、パイプ式マストには新感覚デザインを採用した。
経済産業省の平成28年度補助金により産官学協同で開発された省エネ船型を採用した最初の499総トン型ケミカルタンカー。公試において国土交通省の内航船省エネ格付制度の省エネ率28.86%を達成し、内航の499総トン型ケミカルタンカーとしてこれまでにない高い省エネ性能を実現した。
従来の499総トン型船舶に対して、船員育成を目的とした居住区拡大に伴う増トンを認める国土交通省の緩和措置に適合して建造された全国初の「船員育成船舶」(GT504トン)。船員7名に加えて1名分の船員室を確保している。また高速型バルバスバウ、球状船尾、吊舵など燃費性能の向上を図っている。
世界最大級の大容量リチウムイオン電池を搭載したハイブリッド貨物船。高速運航時には主機関を使用し、リチウムイオン電池に充電。港内や瀬戸内海等の短距離低速運航では電気推進システムに切替え、リチウムイオン電池で推進電動機を動かす。特長は省エネ、低振動、低騒音、船員労務負荷低減。騒音振動が少なく、乗務員の居住環境が改善した。
世界で初めての二相ステンレスクラッド鋼と二相ステンレスソリッド鋼を組み合わせたカーゴタンクを持つケミカルタンカー。二相ステンレスは、従来からケミカルタンカーで使用されているオーステナイト系ステンレスに比べ、耐孔食性、耐海水性鋼板としての強度などが優れている。省エネ性能、騒音環境性能にも配慮した。
音響機器等の海洋調査機器を備えた漁船船型の漁業調査船。水槽試験により最適なソナードームの位置や形状を決定。船首、船尾形状にも工夫を凝らし、省エネと同時に荒天時の海洋調査も可能とした。機関等の異常監視、船内システムの遠隔更新など、今後の漁業調査船の先駆となる「スマート船」。
国内初のIGFコードに準拠し環境負荷を低減したLNG燃料タグボート。LNG燃料タンクを脱着可能にすることで、燃料供給時および整備点検時の作業時問短縮を可能にした。故障予知や機器不具合の早期検知システムを搭載することで、安全運航強化を実現している。
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