欧米では、国際的な技術者の質的向上をめざして、資格認定などを含む技術者継続教育が進んでいます。我が国でも、2001年の第2期科学技術基本計画を契機に、国際的に通用する技術者の育成のため、技術者継続教育の重要性が認識され、工学系の各分野の実情に応じて、CPD (Continuing Professional Development)活動がそれぞれの学協会で実施されてきています。
工学系学協会の連合体である日本工学会には「CPD協議会」が作られ、こうした工学系学協会CPD活動の相互連携を深める活動が行われています。
日本船舶海洋工学会におけるCPDの形態には主に次のような項目が考えられます。
日本船舶海洋工学会では各種会合への参加は[1時間あたり1ポイント]、講演会・シンポジウムでの発表は[1件あたり3ポイント]を基本とします。例えば、講習会に4時間参加した場合は4ポイント、学会で技術論文を2件発表した場合は6ポイントとなります。
継続能力開発のためには[3年間で150ポイント]を取得することを一つの目標としてください。
個人のCPDポイントは、会員情報管理システムで保存・管理され、個人マイページから確認ができます。CPDポイントの登録には、学会事務局に1.CPDのイベント種類、2.参加形態、3.ポイント数、をemailで自己申告してください。事務局で会員情報管理システムに登録します。その他、不明な点は事務局にご連絡ください。
新規のCPDイベントの登録はCPD委員会にメールで依頼してください。