技術士は、技術士法により定められた文部科学省登録の国家資格です。機械、船舶・海洋、電気電子、建設などの21の技術部門があり、科学技術に関する高度な専門知識と応用能力及び豊富な実務経験を有し、高い技術者倫理を備えた、優れた技術者に与えられる権威ある資格です。
技術士は、計画・研究・設計・分析・試験・評価などの業務、またこれらに関する指導業務を行うことができます。技術士は、国際的には、日本、韓国、米国、シンガポールなど14ヶ国で稼働中の、APEC(Asia-Pacific Economic Cooperation)エンジニアに対応し、技術士資格取得者は、(社)日本技術士会への申請によりAPECエンジニア資格が認定されます。
技術士になるためには2次にわたる国家試験に合格する必要があり、1次試験に合格後登録した人を技術士補と認定します。船舶・海洋部門の技術士1次試験の合格を支援するため、本会では受験生のための講習会を、日本マリンエンジニアリング学会および日本造船工業会と共同で開催しています。
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