次世代を担う若手研究者・技術者の育成は、科学技術立国を国是とする我が国において各産業界共通の極めて重要な課題となっています。特に船舶海洋分野においては、若い人の興味離れ、大学院博士課程への進学者の減少、船舶海洋分野に特化した教育を行う学科の減少といった負のスパイラルとも言える経過を経て一層重要な課題になっています。性能・運動分野の「夏の学校」は、最初、2007年に全国版として西部地区で開催されました。その後、関西地区、関東地区、西部地区の順番で開催地を選んで行っていますので、今年は4巡目の関西地区開催となります。2泊3日の研修スタイルで行われる「夏の学校」は、単に船舶海洋分野の講義を聴くだけではなく、他大学の学生・教員や社会人と寝食を共にして交流を深めることによって刺激を受け、切磋琢磨して行こうというモチベーションを喚起する目的を有しています。是非積極的に参加して視野を拡げて頂きたいと願っております。
公益社団法人 日本船舶海洋工学会
9月24日13:00~ 9月25日18:00 | 基礎講座テーマその1 「CFD -有限体積法の基礎方程式からコーディングまで-(第1部~第3部)」 勝井 辰博 氏(神戸大学大学院) |
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基礎講座テーマその2 「船舶復原性とそれに関わる非線形力学系理論 (第1部~第3部)」 牧 敦生 氏(大阪大学大学院) |
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懇親会 | |
9月26日9:00~ 9月26日12:30 | 特別講義その1「試験水槽の役割について」 箙 一之 氏(川重マリンエンジニアリング株式会社 明石船型研究所) |
特別講義その2「実海域性能モニタリングの現状と課題」 折原 秀夫 氏(ジャパン マリンユナイテッド株式会社 技術研究所) |
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修了式 |
学生:10,000円、一般:20,000円、最大募集人員 40人程度
(参加費は当日会場払い、宿泊2泊・朝食2回・昼食1回・夕食1回および懇親会費すべて込み)
参加希望の方は、氏名、所属、性別、年齢、住所、連絡先(電話番号・E-mailアドレス)、会員種別を記載のメール本文に記載し、下記の申し込み先までE-mailで申し込んでください。