主催:日本船舶海洋工学会関西支部・関西船体構造研究会(KSSG)
共催:大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻船舶海洋工学部門
一般に船体構造設計規則では、荷重および強度は、算式や数値により規定的に与えられている。しかし、本来これらは、確定的な量ではなく、何らかのばらつきや曖昧さ、すなわち不確実性を有している。設計規則の背景には、表面上は現れない各種の不確実性が存在していることを設計者は理解しておく必要がある。合理的な構造設計を進め、技術を力としていくためには、規定的な規則だけに依存せず、直接的な荷重構造解析設計を進めていくことが必要であろう。その場合、不確実性に正面から取り組むことになる。一方で、計算力学に基づく解析技術が進み、計算の前提になる操船や自然現象についても遠隔観測や実船計測などによりビッグデータとして積みあがりつつある。不確実性の定量化のためのモデルが揃う時代が間近になってきていると言える。本シンポジウムでは今後の船体構造設計をにらみ、それに係る「不確実性」をテーマとした講演と討論を企画する。不確実性の把握から構造設計の世界をどう変えられるか、一緒に検討と情報共有を進めてみたい。
2018年12月7日(金)
講演会 13:30~17:10
(13:00 受付開始)
懇親会 17:30~
(於:9F 交流サロン)
大阪大学中之島センター 703講義室(大阪府大阪市)
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
【講演会】(テキスト代含む,当日現金支払い,要事前登録)
【懇親会】(当日現金支払い,要事前登録)
参加お申し込みの方は11月30日(金)までに下記の「参加申込み受付フォーム」よりお申込下さい。
懇親会は17:30より同じ建物の9F「交流サロン」で開催いたします。是非ご参加ください。
日本船舶海洋工学会 関西支部事務局
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