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西部支部メールマガジン第76号

ノルウェー科学技術大学サマースクール参加報告

九州大学大学院工学府都市環境システム工学専攻修士課程 犬塚 秀世

私は、2017年8月14日から9月8日までの約1ヶ月間、ノルウェーのトロンハイム市に本拠を置く、ノルウェー科学技術大学(NTNU)で開講された、海洋開発サマースクールに参加しました。このサマースクールは、日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムが主催するもので、日本全国の大学生および海洋開発に関わっている企業の方合わせて13名が参加しました。

BARD造船所にて
BARD造船所にて
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ノルウェーでは、北海油田における海底油田開発は重要な産業です。海洋工学の研究・技術者育成も重視され、NTNUの海洋工学部門も大学院生260人以上が在籍し、隣接する研究企業との連携も充実していて、海洋開発を学ぶには最高の環境といえます。

今回のサマースクールでは、海洋開発にかかわる基礎的な知識と設計法を幅広く学びました。座学と演習の繰り返しによって、学んだ知識を実際に使う練習をすることで、理解を深めていきました。各週毎の演習内容を以下に示します。

  • 1週目には、水槽実験などを通して、基礎的な流体力学を学びました。
  • 2週目には、主に海洋構造物の強度設計について学びました。また、海中ビークル(ROV , AUV)について学ぶために、実際にROVやAUVを運用している生物学研究所を見学し、生物調査船に同乗させていただく機会もありました。
  • 3週目には、洋上風車の設計法や、海上工事について学びました。
  • 4週目には、建造中のオフショア支援船の見学や、洋上プラットフォームのシミュレーター見学等を行いました。

また最後には、プロジェクトワークの発表会がありました。プロジェクトワークは、このサマースクールで学んだことを活かし、各人それぞれがテーマを決めて研究し、その結果をまとめて発表するものです。それぞれのテーマに合わせて指導教員がつき、アドバイスをもらいながら進めていきました。

このサマースクールでは、海洋開発の分野について、幅広く色々なことを学ぶことができました。毎日たくさんの課題に真剣に取り組み知識をつけるとともに、現場の見学を通して最先端の海洋開発について肌で感じることができました。海洋開発の分野に興味がわくとともに、将来のことを考えるきっかけにもなりました。このサマースクールは、私にとってとても有意義なものになったと思います。

最後に、今回のサマースクールにおきまして、多大なる支援を賜りました日本財団および支援企業の方々、ならびに多くの熱い指導をいただきましたNTNUの方々、そして渡航前から多くの支援をいただきました指導教員の篠田先生ならびに教室の先生方に感謝を申し上げます。

犬塚 秀世
九州大学大学院工学府都市環境システム工学専攻修士課程
船舶海洋工学

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