鹿児島大学水産学部 須本 祐史
8月17日午前、附属練習船「かごしま丸」の定繋港である谷山一区で遠洋航海の出航式が行われました。好天のもと、学長及び学部長による挨拶、学生挨拶、職員による花束贈呈が行われました。式が終わり、学生らが乗り込んだ「かごしま丸」は静かに岸壁を離れ、出船の合図のあとでゆっくりと港を後にしていくかごしま丸を参加者一同で見送りました。
遠洋航海は、海技士を目指す学生を対象とする乗船実習「公海域乗船実習」として、例年8月下旬から1ヶ月半程度の期間で実施されています。今年度は、2, 3年生の男女合わせて15名の学生が乗船し、8月17日から9月20日までの35日間の航海中、中西部太平洋海域を中心に航海・天体観測・マグロ延縄操業などの実習を行います。また、途中マラカル (パラオ共和国) や那覇に寄港することになっています。
今年度の遠洋航海の様子は、下記の鹿児島大学水産学部ウェブサイトに随時掲載される予定です。
須本 祐史
鹿児島大学 水産学部
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