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西部支部メールマガジン第83号

フィリピンセブ島語学留学

常石造船(株)設計本部商品企画部船体計画グループ 原田 寛

マンツーマンレッスンの教室様子
マンツーマンレッスンの教室様子
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当社では社内の英語学習制度の一つとして留学制度があり、私はこの制度を利用してフィリピン・セブ島の英語学校へ約2カ月の間留学させていただきました。フィリピンのセブ島には当社グループの工場があることもあり社内には滞在経験を持った方も多く、よいところだと聞いていたので留学することが決まってから非常に楽しみにしていました。

留学先はセブシティのITパークというところにある日系の英語学校で、セブ島の中でも比較的治安がよくアメリカや日本企業のオフィスも多いオフィス街にあります。日本食が人気のようで日本食レストランやラーメン店がたくさんありました。日本で食べるものと味はほとんど変わりなく、友人達と放課後によく行っていました。また日用品もコンビニや薬局でだいたいのものが手に入りましたので、思っていたよりも日常生活の部分で困るようなことはほとんどありませんでした。

私が通っていた学校は生徒数100人程度、そのうち7割くらいが日本人で日本人以外ではアジア人の方が多かったです。10〜20代くらいの学生と30〜40代くらいの社会人が半分半分くらいの割合で、それより年配の方も何人かおられました。その時々で学生が多くなったり、社会人が多くなったり校内の雰囲気は様々のようです。

授業は月曜日から金曜日まで50分×8コマのマンツーマンとグループレッスンがあり、授業内容・担当講師に関しては自由に変更できるのが特徴です。自分に合わないと感じたらすぐに変更することができ、自分のペース・スタイルで自由に学ぶことができます。この辺りは日本の学校との違いを感じました。私は発音や発話トレーニング関連の授業内容を多くとるようにしました。学校は英語を教える事に特化されており、講師の先生のレベルは非常に高かったと思います。食堂や自習室、寮への送迎など勉強に集中できる環境もしっかり整っていました。

休日は学内で知り合った友人達とセブシティ内のショッピングモールに行ったり、近くの海で泳いだり、アイランドホッピングをしたりセブ島での生活を楽しんで過ごせました。現地の人々との交流を通して文化や生活スタイルを学べるのも海外留学の魅力であると改めて思います。また、世代や立場を関係なく、色々な夢や考え方を持った人たちnと一緒に過ごし、共に学ぶことで英語学習のモチベーションにもなりました。

留学生活を終え、英語で完璧にコミュニケーションをとれるようになったというわけではありませんが、英語に対する意識が変わったように感じています。今までは苦手意識があり、無意識に避けてしまうこともあった英語でのコミュニケーションに積極的に取り組むようになりました。英語力の向上はもちろんですが、この意識の変化が自分にとって最も大きかったと思っております。

前述しましたが、当社はセブ島内にグループ会社 (Tsuneishi Heavy Industries (Cebu)) もあり、英語は彼らと一緒に働く上で必須のスキルです。また社内だけでなく、多くのお客様やパートナーの方々とは英語でコミュニケーションを行います。英語で深い内容の会話ができるようになれば彼らとの距離感も近くなり、よりよい仕事ができるようになるのではないでしょうか。これからも折角の経験を無駄にすることのないように英語力の向上に努め、日々の業務に活かしていきたいと思っております。

原田 寛
常石造船(株)設計本部商品企画部船体計画グループ
基本設計

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