尾道造船(株)総務部人事課 三田 泰之
尾道港開港850年記念としまなみ海道開通20周年を祝して盛大に開催された
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尾道市街で行われる「尾道みなと祭り」は1935年から開催されている伝統あるお祭りです。時局を鑑みて中止された時期もありましたが、今年で76回を迎えました。そのお祭りで行われているのが、「ええじゃんSANSA・がり」という「正調尾道三下がり」から創作された音楽に合わせて踊る尾道を代表する催しです。今年で18回目の開催となった「ええじゃんSANSA・がり 」は、時代の経過とともに若者参加型のお祭りへと移行され、団体やチームに分かれて特色のある活気溢れる演技が披露される舞台となっています。
当社は今年で17回目の出場となり、一昨年より地域貢献活動として社内で体制を整えて取り組みを行い、一昨年は初級部門で優勝を飾り、昨年は中級部門で優勝、また中級・上級を合わせた総合部門でも最優秀賞に輝きました。そして今年、歴代の最優秀賞を受賞した団体しか出ることのできないグランプリ部門への出場を果たし、一昨年からの勢いそのままに優勝を目指して取り組みましたが、部門の壁は厚く、賞を得ることはできませんでした。
この地域貢献活動は若手の社員を中心に行い、尾道の地域に根付いた企業として、若々しく勇ましい姿と勢いを地域に示すことを目的とし、若者による尾道の活性化といつまでも後世に名の残る企業であり続けることを目標に取り組んでいます。当社では練習の時から先輩社員が業務を通して若手社員の時間確保に協力し、当日には役員や多数の社員が応援に駆けつけて踊り手たちを鼓舞し、演技に拍車をかけていました。その姿から踊り手だけでなく、企業として一丸となって取り組んでいる様子が伺えました。
今後もこのような地域貢献活動を通して地域の発展に協力し、地元企業として地域と共に成長したいと思います。
三田 泰之
尾道造船(株)総務部人事課