当社にて設計し、グループ会社の新高知重工(株)にて建造された新設計の溶融硫黄運搬船が本年3月に完工を迎えました。危険物である溶融硫黄を運搬する本船について紹介します。
2009年から2年に一度開催されている国際海事展「バリシップ」が、今年も5月に今治市で開催されました。東京で開催されるSEA JAPANとは一味違うバリシップについて紹介します。
当社の所在地である大西町は、平成の大合併で今治市の一部となりました。今回は以前にも増して顧みられる機会が失われつつある大西町について紹介します。
日本船舶海洋工学会 西部支部 事務局
2019年11月14日(木)、15日(金)に広島大学中央図書館ライブラリーホール (東広島市) において、WETNAOE2019を開催します。企業の若手研究者・技術者や学生に、気軽に参加できる国際会議の場を提供することを目的としておりますので、お気軽に参加ください。ワークショップの詳細、参加申し込み方法などにつきましては、下記のページをご参照ください。
22019年11月21日(木)、22日(金)に姫路・西はりま地場産業センター (姫路市) において、日本船舶海洋工学会秋季講演会が開催されます。多くのご参加をお待ちしております。
秋季講演会の開催通知等の詳細につきましては、9月発行の日本船舶海洋工学会誌KANRIN第86号ならびに日本船舶海洋工学会ホームページを御覧下さい。
2019年12月10日(火)にアクロス福岡 (福岡市) にて World NAOE Forum 2019 (世界船舶海洋工学フォーラム) を開催致します。テーマは「海洋再生可能エネルギーに関する最近の状況と将来課題」です。奮ってご参加くださいますようお願い致します。
フォーラムの参加申し込み要領等の詳細につきましては、下記のページをご参照ください。
(株)新来島どっく技術設計本部船型研究所 小林 正幸
先日、海上公試運転に乗船していたときのこと、乗船者数人が海面を覗き込み、中には写真を撮っている人もいました。何事かと思い見てみると、数十頭のイルカの群れが本船と並走していました。百頭近くいたかもしれません。ほとんどは弧を描くようにジャンプしていましたが、中には幅跳びのように数メートルも跳んでいるものや、船首めがけて突っ込んでくるものも。
それにしても瀬戸内海でこれほどのイルカの群れを見るのは初めてのこと。当日は日本周辺がいくつかの低気圧に囲まれ、また南の海上には台風が発生していました。まさか避難して来たのでは、などと思いながら、それにしても瀬戸内は船の航行が多いところ、怪我などしていなければいいのですが。
今回は溶融硫黄運搬船、バリシップの模様、当社のふるさと大西町の紹介をさせて頂きました。記事を通して少しでも当社や今治市に関心を持って頂けましたら幸いです。
小林 正幸
(株)新来島どっく技術設計本部船型研究所