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西部支部メールマガジン第91号

田平町駅伝3連覇

佐世保重工業(株)生産管理本部工場管理部設備管理課 松尾 智子

3連覇達成メンバー

3連覇達成メンバー

当社の陸上部は、短距離1名、長距離7名の計8名で活動しています。男子選手が7名、女子選手が1名で、年齢層は20代~50代まで在籍しています。練習は主として個人練習ですが、月に1,2回、市内の陸上競技場にて全体練習会を実施し、トレーニングに励んでいます。

また、各種大会へも積極的に出場しており、記録会や公式大会、マスターズ陸上、ロードレース、マラソン、駅伝など分野は多岐に渡り、種目も60m~100kmと様々です。地域の代表として県大会に出場したり、大会で上位入賞する者もおり、チームメイトの活躍に刺激を受けながら皆で切磋琢磨しています。

通常の大会ではチームメイトといえどもライバルですが、年に1度、力を合わせて出場する大会があります。駅伝です。当陸上部は、例年1月下旬に近隣郡市で開催されている「田平町駅伝」に出場しています。

駅伝メンバーは9名必要で、短距離選手まで総動員しても部員だけではメンバー不足のため、毎回部外から助っ人を借りなければならない状況です。特に、今よりも部員数が少なかった2012年の初出場時には、部員より助っ人の方が多いというメンバー構成で、出場することで精一杯でした。順位は下位か中位くらい。結果を狙うというより、当時は出場できることに満足している部分がありました。

そんな陸上部に追い風が吹きました。田平町駅伝への助っ人出場をきっかけに、陸上部に1名加入、その後新規入部者も加わり、より活発なチームとなっていきました。

2016年、頼もしくなったチームで初めて挑む年でしたが、この年の大会は九州・山口地方が記録的な大雪となり、前日になって開催中止が決定しました。事前に試走も取り入れ、いままでより準備を整えてきていただけに非常に残念でしたが、同時に来年こそはと意気込みを新たにしました。

翌年の2017年は、前年中止だっただけに待ちに待った大会でした。前年より更に入念な準備をして挑みました。各メンバーの力量に応じた目標タイムの設定や過去のデータ分析を行い、その情報をチームで共有し、駅伝に向けて気持ちをひとつにしていきました。走力を伸ばしてきた選手、強力な助っ人も加わり、過去の記録を大幅更新できそうな手応えを感じながらの出場でした。結果はチームとして過去最高の記録で準優勝、初めての入賞となりました。

更に2018年は、前年準優勝だったことから目標は明確でした。優勝です。チーム状況としては、主力級の選手が仕事の都合で出場できないことや、エースが駅伝前日の2日間、県レベルの駅伝に郷土代表選手として出場し疲労がピークという厳しい部分もありました。しかし、各人がチームの為にベストを尽くし、前年の優勝チームが他の主要駅伝出場のため不在という助け舟もあったものの、悲願の初優勝を果たすことができました。

2019年の目標は必然的に2連覇となりました。今回は前々回優勝チームも出場しており、今回優勝してこそ真の優勝という思いもありました。この年の大会は、直前に主力級の選手が発熱のため欠場決定、一時欠員の状態となり、社内で代わりの選手を探すものの見つからない状況でしたが、欠場だけは避けたく、藁にも縋る思いで、交流のある社外のランナーに出場をお願いしての参加となりました。結果は強敵を抑えて2連覇達成。チームとしても自信に繋がる結果でした。

そして2020年、目標は当然のごとく3連覇です。2連覇チームとして、どことなく他の出場チームから意識されているような空気や、勝ち続けることへのプレッシャーも少々感じていました。しかしながら今年は長距離の新入部員が2名も加わり、戦力はいつもより充実していました。相変わらず助っ人の応援は必要でしたが、出場回数を重ねる中で助っ人も経験を積み、より頼もしいメンバーとして走ってくれました。また、短距離部員メンバーの父親に代わって出場した息子さんが、中学生ならではの若さ溢れる躍動的な走りを見せ、チームに勢いを付けてくれました。結果は見事3連覇。安定して力を発揮できるようになってきました。

次回2021年は4連覇を目指します。現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各種大会が軒並み中止や延期となっている状況ですが、各自トレーニングを積みながら、開催を心待ちにしています。大会開催の可否は今のところ不透明ですが、無事に開催された折には出場できることに感謝し、全力で戦って4連覇を成し遂げたいと思います。田平町駅伝での経験を糧とし、今後も陸上部は成長を続けていきます。

松尾 智子
佐世保重工業(株)生産管理本部工場管理部設備管理課
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