西部支部広報編集委員会委員長、広島大学大学院先進理工系科学研究科 新宅 英司
日本船舶海洋工学会西部支部メールマガジンは今回で第100号の節目を迎えることが出来ました。ひとえに学会員の皆様のご支援、編集に携わってきた委員各位のご貢献の賜です。西部支部広報編集委員会委員長として、この場を借りて御礼申し上げます。そこで今回は第100回目の配信を記念して特集号をお送りします。
西部支部メールマガジン第1号は、西部造船会時代の旧メールマガジンの趣旨を引き継ぎ、2005年10月11日に配信されました。その趣旨は「コミュニティとしての活動並びに会員相互の情報交換や西部以外の皆さんへの情報公開」です。旧西部造船会メールマガジンは、当時の西部造船会会長福島昭二氏のご発案で2003年7月に開始され、2005年5月の第22号まで毎月配信されていました。文末のリンクからご覧頂くことが出来ます。
旧西部造船会メールマガジンから現在の西部支部メールマガジンまで続いている特長は二つあります。
一つは、電子メールで会員各位に各号のコンテンツの表題と概要(第59号までは記事全文)を送り、本文と関連の写真・図表はメールのリンクから学会ウェブページで閲覧していただく仕組みを採用していることです。メールの配信は本会会員限定ですが、ウェブページは会員でなくとも閲覧していただくことができ、船舶・海洋に関心を持っておられる一般の方にもご覧いただいています。
特長の二つ目は、各号の記事を広報編集委員会の委員が所属する西部地区の造船所、あるいは大学が持ち回りで各号を担当していることです。造船所担当号では、建造船・新技術紹介、乗船報告、社会貢献事業、社内行事などが紹介され、大学担当号では教室の近況、研究や社会貢献活動の紹介、教員・学生の体験記などが投稿されており、造船各社・各大学の生の声をお届けしています。本特集号では、これまで配信された記事の概要と分類を紹介し、全記事の表題リストと掲載ページへのリンクを用意しています。各社、各大学の過去から最新の情報を振り返ってご覧頂けます。
最後に、2005年の第1号配信から17年後の現在、造船業、大学を取り巻く状況は大きく変化していますが、広報編集委員会一同でメールマガジンのさらなる内容の充実、改善を進め、これからも次の節目に向けてメールマガジンの配信を続けていきます。引き続き皆様にご愛読いただけると幸いです。
西部造船会メールマガジンバックナンバー (2003年〜2005年)
新宅 英司
西部支部広報編集委員会委員長、広島大学大学院先進理工系科学研究科