近年多発する豪雨災害を引き起こす、線状降水帯のメカニズムを解明すべく、2022年夏に研究機関や大学が連携した東シナ海での集中気象観測が行われ、鹿児島大学は付属練習船「かごしま丸」で参加しました。
桜島のような火山の噴煙がどのように動くかを迅速に観測するために、気象レーダよりも小型軽量で、観測周期の短い、船舶用レーダを応用した機動的観測を試みています。
日本船舶海洋工学会西部支部 事務局
令和5年6月1日(木)、2日(金)に、気仙沼中央公民館 (宮城県気仙沼市) において日本船舶海洋工学会春季講演会が開催されます。開催形式は対面とオンラインのハイブリッド形式を予定していますが、コロナ感染症の状況を踏まえて、変更する可能性があります。詳細は、確定次第、学会ホームページにおいて順次公開させていただきます。
春季講演会の開催通知および講演プログラム等の詳細につきましては、3月発行予定の日本船舶海洋工学会誌KANRIN第107号ならびに下記ページをご覧下さい。
鹿児島大学水産学部 須本 祐史
水産というと、海洋生物、漁業、水産加工品といった分野を真っ先に思い浮かべがちだと思いますが、気象をはじめとする地学分野にも深いつながりがあります。今回は、海洋気象や火山噴火といった自然現象を理解するために、水産学部が参画して学内外の諸機関と行っている取り組みを紹介しました。
須本 祐史
鹿児島大学水産学部