四方を海に囲まれた日本の海事産業と海洋文化の持続的発展のためには、船や海に興味を持つ子供たちや海事産業で活躍したいと考える若者たちを育成することが求められています。日本船舶海洋工学会では、これらの子供たちや若者を対象とした海洋教育活動を推進する海洋教育推進委員会を平成20年に立ち上げました。本委員会での活動の目的は海や海事産業に関する啓蒙活動と海の現場での活動を通じて「海に親しむ、海を知る、海を守る、海を利用する」を広く理解してもらうことです。
本委員会の組織的な活動により次世代を担う若者たちの海洋への理解を増進させることが、真の海洋国家の構築を目指した海事産業及び海洋文化の発展に寄与出来ると考えております。