Ship of the Year history

選考経緯

Ship Of The Year'03 選定内容の詳細

Ship Of The Year'03	「COURAGEOUS ACE」
準　賞	「画期的低燃費の 10,000総トン型高速RORO船」

選定内容

（社）日本造船学会（会長・難波直愛三菱重工特別顧問）は，「Ship of the Year ’03」にCOURAGEOUS SHIP-HOULDING S.A.所有／南日本造船株式会社建造の「COURAGEOUS ACE」を選定した。

これは技術的・芸術的に優れた船舶の建造を促進し，広く一般に海洋思想の普及を図るため，平成3年3月に制定した日本造船学会作品賞「Ship of the Year」として選んだもので，「COURAGEOUS ACE」は第14回目の受賞作品となる。

表彰式は7月20日（火）13時30分より海運クラブ（東京都千代田区平河町海運ビル4階）で開かれる「日本造船学会作品賞表彰式」にて行われる。

選考は日本造船学会内の造船技術者10名からなる予備審査委員会で応募作品5点を対象に主として技術的観点から予備審査を行った。平成15年5月13日日本造船学会春季講演会の一環として開催された「SOY ’03応募作品発表会」において，船舶に造詣の深い有識者および報道関係者12名で構成されるShip of the Year選考委員及び一般会員を対象として応募作品のプレゼンが行われた。引き続き東京新阪急ホテル築地に会場を移して開催された「Ship of the Year選考委員会」（委員長・柳原良平氏）において審議・選考を行った結果，「Ship of the Year ’03」は2003年3月に竣工・就航した自動車／トラック運搬船「COURAGEOUS ACE」に贈ることに決定した。

また，Ship of the Year ’97から制定した「Ship of the Year準賞」には，「画期的低燃費の10,000総トン型高速RORO船」を選定した。

それぞれの授賞理由については別添の選考経緯（柳原良平選考委員長）による。

選考委員会委員（順不同）

柳原　良平氏 ・ イラストレーター 阿川　弘之氏 ・ 作家 平野　拓夫氏 ・ インダストリアルデザイナー 欠席 桐島　洋子氏 ・ 作家 黒川　紀章氏 ・ 建築家，欠席 市川　公一氏 ・ 海事プレス社会長 太田　孝氏 ・ 日本経済新聞社編集局 産業部長，欠席

鈴木　志津子氏 ・ 毎日新聞社編集局読者室 編集委員 智片　通博氏 ・ NHK報道局記者主幹 土屋　茂氏 ・ 日本海事新聞社遠藤修身 常務取締役新聞事業本部長代理 土井　全二郎氏 ・ 日本海洋調査会代表 松田　英三氏 ・ 読売新聞社論説委員

■問い合わせ先 〒105-0012　東京都港区芝大門2-12-9　浜松町矢崎ホワイトビル （社）日本船舶海洋工学会　「Ship of the Year」選考委員会事務局 TEL:03-3438-2014〜2015 E-mail： info@jasnaoe.or.jp