第3回エアロ・アクアバイオメカニズム国際シンポジウム案内
The Third International Symposium on Aero Aqua Bio-Mechanisms (ISABMEC2006)
この会議の目標は、鳥や魚のように流体内で効率よく運動する生き物のしくみを理解し、その構造と機能、および行動パターンの特徴を明らかにする事にあります。それら運動のしくみを良き手本として、海洋や空中で自在に移動でき、環境にやさしい運動機構やロボットなどを創生することを目指しています。過去2回の国際シンポジジウムをホノルル市で開催して来ました(2000、2003年)が、この学際交流継続のために、第3回国際エアロ・アクアバイオメカニズムシンポジウムを開催いたします。発表される研究テーマは、水中・空中の運動機構を理解し、今後の自動運動機構の開発のために、貴重なインパクトを与えてくれるものと期待しています。また、この国際会議は、新しい海洋科学推進拠点となりつつある沖縄県を皆様が訪れる良い機会にもなるかと思います。美ら海水族館を訪れるツアーでは、人工ヒレを使ったバンドウイルカ遊泳能力の回復プロジェクトの見学も予定されています。
日時 |
2006年7月3日(月)〜7日(金) |
場所 |
沖縄県 宜野湾市 沖縄コンベンションセンター |
主催 |
エアロ・アクアバイオメカニズム研究会 |
共催 |
大阪大学、カルフォルニア大学ロサンゼルス校、ノースウェスタン大学海洋科学センター |
支援 |
日本学術振興会国際研究集会補助事業 |
協賛学会(予定) |
日本船舶海洋工学会、日本機械学会、日本動物学会、日本生物物理学会、日本ロボット学会、日本航空宇宙学会、日本水産学会、海洋音響学会、日本バイオロギング研究会 |
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参加登録と要旨の送付
発表等はすべて英語で行います。発表される方は300〜500語の1ページ以内の要旨をご提出下さい。その中に、著者名、所属機関名、住所、および電子メイルアドレスをご明記下さい。オリジナルな研究成果、それに関連した考察などをお書き下さい。また、必要に応じて手法や材料の詳細を書かれても結構です。Webサイトや電子メイルでの送信(下記アドレスへ)の形でお申し込み下さい。詳細は、次のwebサイトをご覧下さい。
URL: http://abmech.org/isabmec2006/
要旨締切 |
2006年2月15日 |
採択通知 |
2006年3月15日 |
論文提出 |
2006年5月 1日 |
要旨送付先 |
曲山幸生 食品総合研究所 食品工学部 〒305-8642 茨城県つくば市観音台
E-mail:isabmec2006@abmech.org
Fax: +81-29-838-7181 |
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会議の主なトピックス
- 動物の運動、ロボット機構、スポーツ科学における流体力学
- 遊泳と飛行、その位置制御、および、感覚・神経支配・生物材料を含む生理学的な側面
- 水中ロボット、人工飛行物体、人工的材料やアクチュエーターの利用などのバイオミメティックス
■実行委員会
上村慎治(東京大学)総括責任者 |
加藤直三(大阪大学) |
Joseph Ayers(ノースウェスタン大学) |
Malcolm S. Gordon(カルフォルニア大学) |
劉 浩(千葉大学) |
永井 獏(琉球大学) |
伊藤慎一郎(防衛大学校)庶務 |
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