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表彰

シップ・オブ・ザ・イヤー2013 応募作品

応募船発表会(一般公開)は6月5日に明治記念館で開催します  

小型客船の部

ロワイヤルⅡ(応募者:ジャパン マリンユナイテッド株式会社ほか)
船イメージ
船種 海賊船型旅客船
船主 箱根観光船株式会社
LppxBxD-d 29.0m×10.0m×2.9m - 1.92m
総トン数
/速力
315 トン/12.0ノット
本船は箱根芦ノ湖の観光船であり、国立公園内という厳しい条件の中でブロック建造の技術を駆使し建造された。海賊船のシルエットを保ちながら、富士山より吹き降ろす強風に耐える形状、装備を具備し、運航支援装置による高度な安全性も備えている。観光船としてバリアフリーは当然のこと、アミューズメント性も高めている。

大型貨物船の部

RTM DHAMBUL
(応募者:株式会社大島造船所)
船種 ばら積み貨物船
船主 Rio Tinto Shipping Ltd.
LppxBxD-d 225m×32.26m×18.9m - 12.5m
総トン数
/速力
38,617 トン/14.5ノット
船イメージ
苛性ソーダ水溶液とボーキサイトはそれぞれ専用船で輸送されていた。苛性ソーダの積み出し港とボーキサイト荷揚げ港、苛性ソーダの荷揚げ港とボーキサイトボーキサイトの積み出し港が近いことに着目し、その両方を輸送出来る船を建造した。往復で貨物があり、バラスト航海を著しく減らすことができCO2排出量を大幅に削減した。

SHOYOH
(応募者:第一中央汽船株式会社ほか)
船イメージ
船種 石炭輸送専用船
船主 TDC Shipping S.A.
建造所 ジャパン マリンユナイテッド株式会社
LppxBxD-d 234.5m×43.0m×20.5m- 13m
総トン数
/速力
60,876 トン/14.2ノット
二重反転プロペラを大型ばら積み貨物船に世界で初めて搭載し、新開発の船尾付加物と合わせて約16%の燃費向上を実現。主機関の排気ガスを利用する排ガスパワータービン発電機により航海中の発電用燃料および環境負荷を半減した。荒天時用のバラスト水専用タンクにより、環境負荷、作業負荷を軽減し、運用性および構造信頼性を向上した。

M. S. RAGA
(応募者:今治造船株式会社)
船種 ばら積み貨物船
船主 Luster Maritime S.A.
LppxBxD-d 227.0m×38m×19.9m – 14.45m
総トン数
/速力
50,615 トン/16.5ノット
船イメージ
風圧抵抗削減と海賊対策を特徴とするエアロ・シタデルを初搭載した新シリーズ船。同時に電子制御エンジンの採用、全照明のLED化、油漏えいリスクを抑える電動甲板機械、電動ハッチカバーの採用等、環境に配慮しつつ省エネと環境性・居住性・安全性を兼ね備えた次世代船型として開発。

漁船・作業船の部

第五十一開洋丸(応募者:株式会社三保造船所)
船イメージ
船種 遠洋底引網漁船
船主 八戸機船漁業協同組合
LppxBxD-d 55.9m×12.5m×8.2m – 5.38m
総トン数
/速力
605 トン/15ノット
国内で四半世紀ぶりに建造された遠洋底曳き網漁船。先進する北欧型漁船を模範とし、最新の漁撈機器による効率アップ、加工場の高度衛生管理と徹底した機械化、安全性の向上、乗組員の生活環境の改善により、収益性及び労働環境を向上させている。本船は、日本の漁船漁業がいかにあるべきかを示す重要な役割を担っている漁船である。

(応募者:日本郵船株式会社ほか)
船種 曳船
船主 (株)ウイングマリタイムサービス
建造所 京浜ドック株式会社
LppxBxD-d 37.2m×9.8m×4.37m - 3.35m
総トン数
/速力
256 トン/15.0ノット
船イメージ
本船はハイブリッド推進システムを搭載した国内初の環境配慮型タグボート。動力の一部をリチウムイオン電池+モーターが負担し、燃料消費量を低減し二酸化炭素(CO2)排出量を削減する。バッテリーへの充電は陸上電源設備を使用し、必要に応じて船内発電機からの給電も行うことで、港で排出するCO2量の約20%削減を可能とした。

TERASEA FALCON(応募者:ジャパン マリンユナイテッド株式会社)
船イメージ
船種 オーシャントーイングタグ
船主 Terasea Pte Ltd.
LppxBxD-d 65.0m×18.0m×8.1m – 6.0m
総トン数
/速力
3,513 トン/14.4ノット
本船は海洋油田・ガス田の設備移動、物資・人員の補給、救難に使用されるオフショア支援船である。オーシャントーイングタグとしての強力な曳航力と航続力により、外洋での海洋構造物の長距離曳航が可能。アンカーハンドリング機能、消防艇機能、油回収機能も有しており、海洋資源開発作業への幅広い支援が可能である。

特殊船の部

新青丸(応募者:海洋研究開発機構(JAMSTEC))
船種 海洋研究船
船主 (独)海洋研究開発機構
建造所 三菱重工業株式会社
LppxBxD-d 59.9m×13.0m×6.2m – 4.5m
総トン数
/速力
1,629トン/13.2ノット
船イメージ
本船は多種多様な観測機器・研究設備を装備し、効率的かつ効果的に海洋環境観測、海底地形調査、海洋気象観測などの総合的研究観測を行うことができる世界最新鋭の調査研究船。東日本大震災において地震・津波が東北沿岸域の海洋生態系に与えた影響とその回復過程を、科学的に明らかにすることで東北地方の新たな発展に寄与するともに、東北復興のシンボルとしての活躍が期待される。

TTS80(応募者:株式会社ティエフシーほか)
船イメージ
船種 アルミ浮揚式津波シェルター
建造所 ツネイシクラフト&ファシリティーズ
LppxBxD-d 8.1m×2.3m×2.5m
総トン数
/速力
– /–
TTS80は東日本大震災の経験を踏まえ、四国運輸局が策定した津波救命艇ガイドラインに基づいて開発・製造されたアルミ製2重構造の津波シェルター。迅速な避難が困難なお年寄りや交通弱者、また避難者のため最後まで残る誘導者といった避難者・誘導者の命を守るために開発された。

ふくしま未来・絆(応募者:ジャパン マリンユナイテッド株式会社ほか)
船種 浮体式洋上風力発電・変電所
建造所(未来) 三井造船株式会社
建造所(絆) ジャパン マリンユナイテッド株式会社
LppxBxD-d 57.5m×64.2m×32.0m - 16.0m
33.4m×33.4m×71.0m - 50.0m
総トン数
/速力
– /–
船イメージ
ふくしま未来、ふくしま絆は、経済産業省の「福島復興・浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」の第1期工事となる浮体式洋上風力発電設備および浮体式洋上変電所である。ふくしま未来は2MWダウンウィンド型風車を搭載した4コラム方式のコンパクトセミサブであり、ふくしま絆は66kV変電設備を搭載したアドバンストスパー型浮体で、世界初の浮体式洋上変電所である。


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