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普及・啓蒙活動

平成25年度 構造強度・材料溶接分野「夏の学校」

趣旨

次世代を担う若手研究者・技術者の育成は、科学技術立国を国是とする我が国において各産業界共通の極めて重要な課題となっています。特に船舶海洋分野においては、若い人の興味離れ、大学院博士課程への進学者の減少、船舶海洋分野に特化した教育を行う学科の減少といった経過を経て、一層重要な課題になっています。こうした背景を受け、目本船舶海洋工学会では、能力開発センターや海洋教育推進委員会の活動を通じて、若手人材の育成事業を推進しています。

構造強度・材料溶接分野の夏の学校は、平成20年(2008年)に全国版としてまず関西地区で開催され、その後、各地区での開催を経て、今年は東部地区で開催する運びとなりました。二泊三目の研修スタイルで行われるこの「学校」は、単に船舶海洋分野の講義を聴くだけでなく、企業の若手技術者・研究者、大学の学生・教員と寝食を共にして交流を深め、皆で切磋琢磨して行こうというモチベーションを喚起する目的を有しています。是非積極的に参加して視野を拡げて頂きたいと願っています。


日時

平成25年9月6日(金)午後〜9月8日(日)午前


会場

セミナーハウス湘南台 (神奈川県藤沢市円行2-25-1)


プログラム概要

第1日目:9月6日(金) 13:00〜

12:00〜13:00
受付
13:00〜14:20
SPBタンクの構造設計  岡田哲男(JMU)
14:30〜15:50
事例に学ぶ 〜設計事例〜 末岡英利(MHI)
16:00〜17:50
グループ討論課題出題  末岡英利(MHI)
グループ討論(課題をグループで討論)・発表会
18:00〜19:00
夕食
19:00〜20:00
グループ討論・発表会(続き)懇親会

第2日目:9月7日(土) 9:00〜

09:00〜10:20
疲労強度評価の基礎 後藤浩二(九大)
10:30〜11:50
超大型コンテナ船の脆性き裂アレスト設計の重要性について
半田恒久(JFEスチール)
12:00〜13:00
昼食
13:00〜14:20
調和CSRの概要について 手嶋 晃(日本海事協会)
14:30〜15:50
船舶における振動トラブルシューティング  遠山泰美(東海大)
15:50〜16:10
休憩
16:10〜17:50
グループ討論その2 : 参加者による設計・損傷・研究事例等の発表と討論
18:00〜19:00
夕食
19:00〜20:00
グループ討論その2(続き) 懇親会

第3日目:9月8日(日) 9:00〜

09:00〜09:50
リスク評価と構造信頼性 川村恭己(横国大)
10:00〜10:50
実務のための有限要素法〜FEMは正しいか? 鈴木克幸(東大)
11:00〜11:50
陽解法FEMの基礎と適用例
〜衝突解析と残余船体最終強度評価〜 山田安平(海技研)
11:50〜12:00
終了式、解散

参加費

学生会員:10,000円、一般:25,000円
(参加費は当日会場払い、宿泊2泊・朝食2回・昼食1回・夕食2回込み)


最大募集人員

40人


参加申し込み

氏名、所属(会社、大学等)、性別、年齢、住所、電話番号、メールアドレスをメール本文に記載し、下記の申し込み先までEmail にて送信して下さい。

申込先: 川村恭己 横浜国立大学大学院工学研究院(海洋空間のシステムデザイン教室) Email:yas@ynu.ac.jp


申し込み締め切り

平成25年8月16日(金)


実行委員会

川村恭己(横浜国立大学)、鈴木克幸(東京大学)、山田安平(海上技術安全研究所)、
柴沼一樹(東京大学)、日比茂幸(防衛大学)


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