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講演会・会議

国際船舶設計建造シンポジウム (ISSDC2009)−環境に優しい船−

    主催: 日本船舶海洋工学会、英国王立造船学会(RINA)、
    日本マリンエンジニアリング学会、日本航海学会
    協賛: (独)海上技術安全研究所
    日時: 2009年9月1〜2日
    場所: 笹川記念会館、東京

人類の将来へ向けて、地球環境の維持・保全、特にCO2による温暖化問題やNOX、SOX、バラスト水等による環境負荷の低減への技術的・社会的対応が大きな国際的テーマとなっています。海運・造船を中心とする海事社会においては、一般的に殆ど全ての船舶が石油を動力源としてCO2を排出しているため、他産業に比べて省エネ・CO2削減努力の効果が顕著に現れます。また、長くエネルギーの主役となっていた石油の生産量はピークアウトしたとも言われ、今後の増え続ける需要に供給が追いつかず、燃料油価格は長期的には上昇していくと見られています。この意味でも船舶の省エネ・環境負荷低減は海運経営・海事社会にとって非常に重要な意義を持つと考えられます。
この度、英国王立造船学会と海事3学会(日本船舶海洋工学会、日本マリンエンジニアリング学会、日本航海学会)は、船舶の省エネ・環境負荷低減技術に関する国際的・分野横断的な議論の場として「国際船舶設計建造シンポジウム−環境に優しい船−」を開催します。海事三学会は2007年12月に「超省エネ船シンポジウム−燃料5割削減は可能か?−」を開催しましたが、今回はその続編とも位置づけられます。2日間のシングルセッション(使用言語は英語)で論文は公募方式とし、以下の分野:項目に関するものを歓迎致します。

  • 船体抵抗低減:船型最適化、実海域性能、空気潤滑、塗装、上部構造、船体重量、等
  • 推進性能向上:プロペラ性能・材料、船尾伴流、船体・プロペラ・舵の相互影響、省エネ付加物、ポッド推進、二軸船、等
  • 機関性能向上:主機性能、排熱利用、電気推進、パワーマネジメント、省エネ・環境機器、等
  • 石油代替動力:風力、波力、太陽光、燃料電池、二次電池、水素、バイオ燃料、LNG、GTL、DME、原子力、等
  • 新コンセプト船:ノンバラスト船、SES、新形式帆船、ゼロエミッション船、等
  • 運行技術:ウェザールーティン、海流利用、最適トリム・喫水、減速航海、物流最適化、等
  • 環境影響:バラスト水、シップリサイクル、エコロジカルフットプリント、NOX、SOX等
  • 政策・規則等:国際規則・標準、経営、教育、等
  • その他

本シンポジウムにおいて、今後の環境・省エネ時代に相応しい技術についての知見・討論が深まり、環境に優しい船へのアプローチが加速することを期待し、何卒皆様の積極的なご参加及び論文発表をお願いする次第です。

議長 吉田公一(海上技術安全研究所)
実行委員長 大内一之(東京大学大学院工学研究科)


開催要領

    日時: 平成21年9月1日(火)〜2日(水)
    会場: 笹川記念会館
    〒108-0073 東京都港区三田3-12-12 Tel.03-3454-5062
    http://www.sasakawahall.jp/

講演プログラム

講演プログラム (PDF:44KB)


参加費 (CD、プロシーディング、バンケット代を含む)

    事前申込み (8月28日まで延長しました):
    一般 25,000 円、学生 5,000 円
    当日申込み (現金のみ):
    一般 30,000 円、学生 5,000 円

使用言語

論文、講演とも英語


参加申込要領

登録用紙 (WORD:40KB) にご記入の上、所定の宛先にE-mailあるいはFAXにてお送りください。

    宛先 : 大阪大学工学研究科 地球総合工学専攻
    船舶海洋工学部門 金森亜希子

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