トップページ > 講演会・会議 > 西部支部シンポジウム開催のお知らせ「船舶に於けるバラスト水処理に関するシンポジウム」
主催: | 日本船舶海洋工学会 西部支部 |
---|
船舶のバラスト水に生息する水生生物による生態系への悪影響を防止することを目的として、2004年に国際海事機関(IMO)で採択された「バラスト水管理条約(International Convention for the Control and Management of Ship’s Ballast Water and Sentiment)」 の発効条件があと一歩で満たされる状況になりました。条件が満たされた12か月後には発効し、同時にバラスト水処理装置の搭載が義務付けられることから、海運・造船界では目の前の課題として具体的な対応策が検討され、既に先行して装備した船の就航が始まっています。
一方、処理装置に求められる要件の見直しや、PSCのサンプリング実施手順の検討などが進行中であり、不透明感を残した中で対応を考えねばならぬ状況もあります。
この機会に、バラスト水管理条約の最新動向、バラスト水処理装置、新造船・就航船への処理装置の装備技術に関して、船級、処理装置メーカー、造船所、船社それぞれの立場から講師を迎え、実例を交えながら解説いただき、議論することを目的として、本シンポジウムを開催致します。関係する多くの方々にご参加いただきたく、ご案内致します。
2013年3月11日(月)10:30〜17:00
九州大学西新プラザ
福岡空港から地下鉄「姪浜」行き乗車 約20分
博多駅から、地下鉄「姪浜」行き乗車 約15分
何れも、地下鉄「西新」駅下車、7番出口より徒歩約10分
10:30〜10:35 |
開会挨拶 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10:35〜11:30 |
「バラスト水管理条約の最新動向」 講師:(一財)日本海事協会 材料艤装部 梔i 真吾 |
||||||||||||||||
11:30〜12:00 |
「活性物質のバラストタンク塗装に与える影響の評価について」 講師:(株)大島造船所 戦略的船舶技術研究開発本部 蘆田 英久 |
||||||||||||||||
---------------昼休み(12:00〜13:00)--------------- | |||||||||||||||||
13:00〜14:00 |
「バラスト水処理装置について」
|
||||||||||||||||
14:00〜14:45 |
「バラスト水処理装置 〜新規開発船への標準搭載(98,000DWT Bulk Carrier)〜」 講師:常石造船(株) 船体設計部船装設計G 茅本 真里 |
||||||||||||||||
「新造ケミカルタンカーへのバラスト水処理装置の搭載工事」 講師:(株)新来島どっく 樋口 裕貴 |
|||||||||||||||||
---------------休 憩(14:45〜15:00)--------------- |
|||||||||||||||||
15:00〜15:40 |
「3Dレーザースキャナーを用いたBWMS搭載設計手法」 講師:(株)三和ドック 松崎 拓也 |
||||||||||||||||
15:40〜16:20 |
「船社のバラスト水規制への取組み」 講師:日本郵船(株) 田島 大典 |
||||||||||||||||
16:25〜16:55 |
パネルディスカッション モデレーター:九州大学 篠田 岳思 パネラー:各講師 |
||||||||||||||||
16:55〜17:00 |
閉会挨拶 | ||||||||||||||||
17:15〜18:30 |
懇親会 |
【講演会】(当日支払) | |
---|---|
日本船舶海洋工学会正会員 | : 4,000円 |
日本船舶海洋工学会学生員 | : 1,000円 |
非会員 | : 6,000円 |
非会員(学生) | : 1,000円 |
【懇親会】(当日支払) |
: 1,000円 |
参加お申込みの方は3月1日(金)までに下記の「参加申込み受付フォーム」よりお申込下さい。
⇒ 「参加申込み受付フォーム」
日本船舶海洋工学会 西部支部事務局
〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学工学部船舶海洋システム工学教室内
Tel&Fax:092-802-3445
E-mail:w.office@jasnaoe.or.jp