トップページ > 講演会・会議 > 海事三学会合同 第2回『超省エネ船シンポジウム』−燃料5割削減に向けた取り組み−
開催日:平成23年7月13日(水) 申込締切:平成23年7月4日(月)
開催場所:コクヨホール(東京 品川)
主 催: | 公益社団法人日本船舶海洋工学会、(社)日本マリンエンジニアリング学会、(社)日本航海学会 |
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協賛予定: | 日本船主協会、日本造船工業会、日本中小型造船工業会、日本舶用工業会、日本内燃機関連合会、日本船舶技術研究協会、日本機械学会、電気学会、日本金属学会、日本エネルギー学会、日本ガスタービン学会、日本トライボロジー学会、計測自動制御学会、自動車技術会 |
現在、二酸化炭素削減に向け、規制強化等の動きが活発化しています。原油高騰も継続的な懸念材料です。今や、燃料節減は海運業界の国際競争力に直結する事態となり、わが国の造船海運業界はありとあらゆる省エネ技術を総動員して大幅な省エネを達成する必要に迫られています。
省エネにつながる技術課題を大別すると、新船型の開発、省エネに適した主機の開発、省エネデバイスの開発、排ガスからの熱回収等、船舶のハード面から省エネを達成する技術と、船舶の運航法等のソフト面から省エネを達成する技術に分類できます。これらの省エネ技術はこれまで個別に研究開発が行われてきましたが、今や、組み合わせ可能な省エネ技術を総動員して大胆な省エネを可能とする新しい船舶の開発を目指す段階に進みつつあります。この動きを一層確固たるものにし、加速させるためには、わが国の海事学術分野が結集して技術開発に取り組むことが不可欠です。
日本船舶海洋工学会、日本マリンエンジニアリング学会、日本航海学会の海事三学会では、平成19年(2007年)12月に第1回超省エネ船シンポジウムを開催し、『燃料5 割削減は可能か?』というテーマの下、分野横断的な情報提供と議論の場を設け、船体、推進システム、運航の各技術分野における省エネ技術の現状を把握すると共に、これら要素技術の統合化による超省エネ船実現の可能性ならびに技術課題について活発な議論が行われました。前回シンポジウムの開催から3年以上が経過した今、現在実施されている船舶の省エネに関する具体的な研究開発について、再び横断的に議論いただく場を設ける時期が来たのではないかと思われます、そこで、燃料5割あるいはそれ以上の削減に向けた取り組みについて、実際の研究開発に携わっていらっしゃる方々からお話を伺うとともに、広く議論を行う場として、標記シンポジウムを開催いたします。
現在、そして今後の省エネ船舶の技術開発を見通す意味でも、是非多数ご参加いただきますようご案内申し上げます。
平成23年7月13日(水曜日)9:40〜17:50
コクヨホール(JR 品川駅港南口(東口)徒歩2分)
300名
主催学会会員 (団体会員所属の非会員を含む) |
協賛学協会会員 | 非会員 | 学生 |
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10,000 円 | 15,000円 | 20,000円 | 2,000円 |
(テキスト代及び消費税を含む) |
参加費は次の銀行口座にご送金ください。
振込口座:三菱東京UFJ銀行 本店 普通預金 0335320
フリガナ:シャ)ニホンマリンエンジニアリングガッカイ
※振込人名の前に登録番号を追記ください。
(「登録番号」を記入できない場合は、下記事務局までご連絡ください。)
※送金手数料は差し引かないでください。
※銀行発行の振込領収書等を以て領収書に代えさせていただきます。
※送金手数料は差し引かないでください。
※銀行振込期限:平成23年7月11日(月曜日)
お申込みは、日本マリンエンジニアリング学会のWEB申込みシステムにて行っていただきます。
申込用Webサイト(https://www.rdcast.com/c/i/60)→ 開催情報が表示されますので、下部(黄色部分)→
JIME会員の方は「JIME会員の方」を、JASNAOE、JIN会員及び非会員の方は「非会員の方」を選択し、必要事項を記入し、平成23年7月4日(月)までにお申込ください。(なお定員になり次第締切ります。)
※登録番号(ID)が表示されますので、印刷し当日受付にて提示してください。
(JIME会員は会員証を持参してください。)
※一人ずつお申込みください。
日本マリンエンジニアリング学会
〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目1番3号(東京桜田ビル3階)
電話:03-3539-5920 FAX:03-3539-5921
Email:staff@jime.jp URL:http://www.jime.jp/
総合司会:塚本達郎(東京海洋大学) | |||
09:40〜09:45 |
開会挨拶(実行委員長) | 伊藤恭裕(新潟原動機) | |
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09:45〜09:55 |
基調講演 | 高崎講二氏(九州大学) | |
09:55〜10:10 |
海事分野のGHG削減に向けた国の取り組み | 坂下広朗氏(国土交通省) | |
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船会社の視点からの超省エネ船 | 横田健二氏(商船三井) | |
司会:春海一佳(海上技術安全研究所) | |||
10:40〜11:10 |
小型デュアルフューエルディーゼル機関の開発 | 後藤悟氏(新潟原動機) | |
11:10〜11:40 |
舶用ハイブリッドターボチャージャーの開発 | 白石啓一氏(三菱重工) | |
11:40〜12:10 |
電気推進 | 加納敏幸氏 (海上技術安全研究所) |
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12:10〜13:10 |
昼食 | ||
司会:津金正典(東海大学) | |||
13:10〜13:40 |
空気潤滑法を用いた船舶の摩擦抵抗低減技術の実証試験 | 溝上宗二氏(三菱重工) | |
13:40〜14:10 |
ウェザールーティング | 庄司るり氏(東京海洋大学) | |
14:10〜14:40 |
船舶用レーダー波浪観測装置 | 平山圭一氏(日本無線) | |
14:40〜15:00 |
休憩 | ||
15:00〜17:30 | パネル 超省エネ船の現状と今後:主として造船会社の視点から 司会:藤久保昌彦氏(大阪大学) パネラー:増子章氏(IHIMU)、松村竹実氏(三井造船)、 雲石隆司氏(三菱重工)、青木伊知郎氏(大島造船)、佐々木紀幸氏(海上技術安全研究所)、大内一之氏(東京大学)、小杉桂子氏(日本郵船)、坂下広朗氏(国土交通省) |
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17:30〜17:45 | 総合討論 | ||
17:45〜17:50 | 閉会挨拶(副実行委員長) | 芳村康男(北海道大学) | |
18:00〜20:00 | 技術交流会 |