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講演会・会議

船舶からの大気汚染防止とCO2排出削減に関するシンポジウム

主催:公益社団法人日本船舶海洋工学会 西部支部

開催趣旨

国際海事機関(IMO)において、船舶の排気ガスに含まれる窒素酸化物、硫黄酸化物、粒子状物質の規制強化について検討が進められ、海洋汚染防止条約附属書VIの改正として、2010年7月に発効しました。

また、本年7月の第62回海洋環境保護委員会(MEPC62)では、国際海運からのCO2排出削減のため、単位輸送能力当たりのCO2排出性能を示す新造船の燃費指標(EEDI)の強制化や段階的な強化と、船舶エネルギー効率管理計画(SEEMP)の船舶への備え付けを義務化することが採択されました。

さらに、高騰する燃料価格も背景となり、環境性能の優れた船舶の開発・普及に向けた取り組みが活発に行われています。建造量でシェアを下げ続ける我が国の造船業にとって、この取り組みにより差別化を行うことこそが、最重要課題となっています。

この機会に、研究機関、船級協会、海運会社、造船会社、舶用工業より講師を迎え、規則の動向と造船・舶用工業の対応につき、幅広い情報を紹介いただき、相互に理解を深めるとともに、それぞれの立場でフィードバックを見出すことを目的として本シンポジウムを開催致します。関係する多くの方々にご出席いただきたく、ご案内いたします。


開催日時

2011年12月12日(月)10:30〜16:40


開催場所

九州大学西新プラザ
福岡空港から地下鉄「姪浜」行き乗車 約20分
博多駅から、地下鉄「姪浜」行き乗車 約15分
いずれも、「西新」駅下車、7番出口より徒歩約10分


スケジュール

10:30〜10:35
開会挨拶
10:35〜11:10
船舶からの排ガス有害成分とCO2の削減
  (九州大学 高崎講二)
11:15〜11:55
空気潤滑法を用いた船舶の摩擦抵抗低減技術の実証試験
  (三菱重工業 長崎造船所 日笠靖司郎)
  ---------------昼休み(12:00〜13:00)---------------
13:00〜13:40
UEC機関におけるIMO規制対応及びCO2排出削減技術
  (三菱重工業 原動機事業本部 舶用ディーゼル部 村田 聡)
13:40〜14:20
新しい設計概念によるグリーンシップ
  (海上技術安全研究所 佐々木紀幸)
14:20〜15:00
舶用ディーゼルエンジンの排ガスシステム
−SCR脱硝装置と排熱利用スターリングエンジンの開発−
  (海上技術安全研究所 平田宏一)
---------------休 憩(15:00〜15:20)---------------
15:20〜16:00
船舶からの大気汚染防止とCO2排出削減
−関連規制の動向とNKの対応について−
  (日本海事協会 小俣重雄)
16:00〜16:40

LNG燃料自動車専用船プロジェクトについて

  (川崎汽船 有坂俊一)
16:40〜16:45
閉会挨拶
   
17:00〜18:30
懇親会

参加費

    講演会(当日支払)  
       日本船舶海洋工学会正会員 :4,000円
       日本船舶海洋工学会学生員 :1,000円
       非会員 :5,000円
       非会員(学生) :1,000円
    懇親会(当日支払) :1,000円

参加お申し込み

参加お申し込みの方は12月5日(月)までに下記URLの「参加お申込フォーム」よりお申込下さい。
 →「参加申し込み受付フォーム


問い合せ先

日本船舶海洋工学会 西部支部事務局
〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学工学部船舶海洋システム工学教室内
Tel&Fax:092-802-3445


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