トップページ > 講演会・会議 > 関西支部講習会『ここをもっと知りたいCSR最終強度』
主催:(社)日本船舶海洋工学会
国際船級協会連合(IACS)によるタンカーとばら積み貨物船に対する共通構造規則(Common Structural Rule, CSR)の適用が始まって数年が経ちます。CSRでは、縦曲げ最終強度を含めて最終強度の評価が取り入れられました。しかし、そこで与えられている最終強度計算法には、必ずしもその背景が明確でない部分が多いと思われます。また同時に、信頼性手法に基づく部分安全係数を用いた最終強度評価が取り入れられましたが、背景にある信頼性手法や部分安全係数の決定法についても、十分理解されているとは言い難いと思われます。そこで、CSRにおける特に座屈および最終強度に関する事項を対象として、強度計算法の背景と、信頼性手法に基づく最終強度評価について理解を深めることを目的として本講習会を企画いたしました。
各講義では基礎からわかりやすく解説をいたします。船体構造設計者、学生を始め多数のご参加をお待ちしております。
平成22年3月8日(月曜日)11:00〜17:30
大阪大学中之島センター 7F講義室2
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
TEL:06-6444-2100 FAX:06-6444-2338
11:00-11:10 |
開会挨拶 | |
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11:10-12:00 |
基調講演:船体構造の最終強度研究の歴史と現状 | 大阪大学/広島大学名誉教授 矢尾哲也 |
12:00-13:00 |
昼食 | |
13:00-14:00 |
CSR-Bの座屈強度算式の背景 | (財)日本海事協会 開発部 |
14:00-15:00 |
CSR-Tの高度座屈強度解析手法について | 愛媛大学 柳原大輔 |
15:00-15:20 |
休憩 | |
15:20-16:20 |
Smith法による縦曲げ最終強度解析法について | 大阪大学 藤久保昌彦 |
16:20-17:20 |
信頼性解析法と部分安全係数法 | 大阪大学 飯島一博 |
17:20-17:30 |
閉会挨拶 |
70名程度
会員4,000円、非会員8,000円、学生会員無料、学生(非会員)1,000円
(いずれもテキスト代を含む)
※当日会場にて徴収させていただきます。
以下の情報を明記の上、下記申込先にE-mailにてお申し込み下さい。
(1)所属(2)参加者氏名(3)会員・非会員・学生会員・非会員(学生)の別
(4)連絡先(住所、TEL、FAX、E-mail等)
平成22年2月24日(水)
(社)日本船舶海洋工学会関西支部事務局
TEL: 06-6879-7593/FAX:06-6879-7594