トップページ > 講演会・会議 > 東部支部ワークショップ開催のお知らせ『数値シミュレーション技術の現状と将来』
主催: | 公益社団法人日本船舶海洋工学会 東部支部 |
---|---|
共催: | 東京大学生産技術研究所 海洋探査システム連携研究センター |
船舶は中小型製品とは異なり試作品を製作し、その性能、機能の評価を行うことができない製品です。数値シミュレーション技術はコンピュータの性能向上に伴って発展し、設計段階における性能・機能の評価技術として造船設計の各分野で活用されてきました。近年特に、性能競争の激化や、EEDIや新騒音コードのように厳しくなった規則要求に対応するため、設計段階での性能・機能の大幅な改善とその正確な評価が一層重要となっています。また過去の経験の延長線上では評価できない新形式船の設計や、船型の大幅な大型化に対して安全性を確保するためには、数値シミュレーション技術の活用が不可欠であり、今後その重要性は一層高まるものと予想されます。
本ワークショップでは、造船設計の将来像を俯瞰しつつ数値シミュレーション技術の進展がもたらす可能性、具体的な活用の方向性、及び造船業の設計・生産の革新のあり方を示唆する基調講演をはじめとし、流体、構造、騒音、流体構造連成の各分野に焦点をあてその現状と将来について紹介していただきます。さらに他業界として民間航空機業界での活用状況の現状紹介をしていただきます。関係者の闊達な議論と情報交換の場としていただきますよう多数の皆様のご参加をお待ちしております。
平成28年3月18日(金) 13:30〜17:00
東京大学生産技術研究所An棟2階コンベンションホール(東京都目黒区駒場4-6-1)
※交通案内についてはこちらをご覧ください。
13:30〜13:35 | 開会挨拶(東部支部副支部長 田中 義照) |
---|---|
13:35〜14:05 | 【基調講演】造船設計とシミュレーション |
東京大学 大和 裕幸 氏 | |
14:05〜14:35 | 【講演1】船舶CFDシミュレーションの現状と将来 |
海上技術安全研究所 平田 信行 氏 | |
14:35〜15:05 | 【講演2】船体構造シミュレーションの現状と将来 |
大阪大学 藤久保 昌彦 氏 | |
15:05〜15:35 | 【講演3】船舶の騒音解析について −その現状と課題− |
(株)三井造船昭島研究所 木村 校優 氏 | |
15:35〜15:50 | (休憩) |
15:50〜16:20 | 【講演4】Fluid Structure Interaction Analysis And Applications to Ship Structure |
CAE Lab Dr. Sherif Rashed | |
16:20〜16:50 | 【講演5】民間航空機設計における数値シミュレーション活用状況の紹介 |
三菱重工業(株)竹中 啓三 氏 | |
16:50〜17:00 | 閉会挨拶 |
17:30〜19:00 | 懇親会(AN棟1F:カポ・ペリカーノ駒場店) |
100名程度
【テキスト代】
正会員3,000円、非会員5,000円、学生会員1,000円、
非会員(学生)2,000円(いずれもテキスト代を含む。)
【懇親会参加費】
4,000円
※テキスト代、懇親会参加費は当日会場にて徴収させていただきます。
参加お申込みの方は下記の「参加申込み受付フォーム」よりお申込下さい。
⇒ 「 参加申込み受付フォーム」
平成28年3月7日(月)(定員になり次第締め切りとさせていただきます。)
公益社団法人日本船舶海洋工学会東部支部事務局
TEL:03-3438-2014、2015 FAX:03-3438-2016
E-mail:e.office@jasnaoe.or.jp