トップページ > 講演会・会議 > 工作分野研究企画部会 建造革新研究会シンポジウム「鋼船工作における品質管理の現状と将来への期待」
主催: 共催: 協賛: |
(公社)日本船舶海洋工学会 建造革新研究会 (一社)日本溶接協会 船舶・鉄構海洋構造物部会 溶接施工委員会 (一財)日本船舶技術研究協会、(一社)日本造船工業会 |
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昭和39年に発刊された日本鋼船工作法精度標準:Japanese Shipbuilding Quality Standard(以降はJSQS)は造船業界における鋼船工作の精度管理、さらには品質管理において必要不可欠な標準として確固たる位置を占めています。その一方で、国際海事機関(IMO)でGoal Base Standards(GBS)と呼ばれる国際基準を規定し、これに基づいた共通規則により船舶・海洋構造物を建造させる制度改革が進められ、工作精度についても国際統一標準を適用しようという動きも進んでいます。このような状況を認識した上で、日本の造船業界が維持管理してきたJSQSの役割、位置づけを再確認し、GBSが普及する造船における工作精度の管理方法を議論し、確立することは重要です。本シンポジウムでは、JSQSのあるべき姿を検討するために実施したJSQSの現状調査とともに、溶接外観基準、溶接施工品質と塗膜性能の関係などの溶接構造物の品質基準に関する研究を報告します。これらの報告とあわせ、海洋構造物等の建造の展開も期待される中、今後の造船技術における工作精度標準、品質管理のあるべき方向を議論する機会を提供いたします。多数のご参加をお待ちしております。
平成25年11月28日(木)13:00〜16:55
溶接会館(〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4丁目20 03-5823-6322)
※交通案内については日本溶接協会HPをご覧下さい。
13:00〜13:05 |
開会挨拶 青山和浩(東京大学) |
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13:05〜13:45 |
造船品質の現状と工作精度標準への期待 〜日本造船工業会生産部会の取組み〜 |
伊藤護
(ジャパンマリンユナイテッド㈱) |
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13:45〜14:40 |
JSQSが定める品質標準の現状調査(建造革新研究会WG1テーマ) |
町田定信(川崎重工業㈱) |
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14:40〜14:50 |
小休憩 |
14:50〜15:30 | 溶接外観基準の調査(建造革新研究会WG2テーマ) |
志賀祐介(常石造船㈱) |
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15:30〜16:10 |
溶接ピットパテ埋め処理が塗膜防食性能に及ぼす影響に関する一考察 |
大沢直樹(大阪大学) |
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16:10〜16:50 |
海洋構造物と船舶との工作精度の比較 |
野崎修一(三井海洋開発㈱) |
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16:50〜16:55 |
閉会挨拶 後藤浩二(九州大学) |
100名程度
会員:5,000円
非会員:7,000円
(いずれもテキスト代を含みます。共催・協賛団体員は会員扱いとします。)
(参加費は、当日会場にて現金にてお支払い下さい。)
シンポジウムの申込はこのページからお願いします。
また、Emailでの受付は、下記の申し込み先まで送信して下さい。
件名:JSQSシンポジウム申込など
氏名、所属、会員・非会員の別、電話番号、メールアドレスを記載のこと。
申込先E-mail: mail@jasnaoe.or.jp
平成25年11月25日(月)(定員になり次第締め切りとさせていただきます。)
日本船舶海洋工学会 事務局
〒105-0012東京都港区芝大門2-12-9 浜松町矢崎ホワイトビル3階
TEL:03-3438-2014/2015
FAX:03-3438-2016
E-mail: mail@jasnaoe.or.jp