トップページ > 講演会・会議 > 関西支部・KSSG研究会シンポジウム開催のお知らせ
主催: | 公益社団法人日本船舶海洋工学会関西支部KSSG研究会 公益社団法人日本船舶海洋工学会関西支部研究運営委員会 |
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共催: | 公益社団法人日本船舶海洋工学会工作分野研究企画部会 |
国際競争が一層激化している造船産業で日本造船業が勝ち残るためには、建造技術の革新によって工作品質と生産性の画期的向上を実現し、競争相手との差別化を図る必要があります。そのための取組みの一つとして、建造シミュレーションの基盤技術を整備する研究開発が産学協同で行われています。建造シミュレーションでは、計算モデル作成工数をいかに低減するかが問題になります。この問題は、建造シミュレーションで設計情報を活用することにより解決可能で、現在、設計・生産が協調したものづくりを実現するための取組みが各所で進められています。
本シンポジウムでは、建造シミュレーションおよび情報技術のスペシャリストである講演者に、各分野における技術開発状況と将来予測、ならびに今後の課題などについてご講演いただくとともに、今後の研究開発の戦略について出席者全員で討論したいと思います。本シンポジウムに多数のご出席いただきたく、ご案内申し上げます。
2011年2月7日(月)9:30〜17:00
大阪大学中ノ島センター(大阪市北区中之島4-3-53)7階セミナー室
詳細については大阪大学中ノ島センター“アクセスマップ”をご覧下さい。
09:30〜09:40 |
開会挨拶 | 藤久保昌彦(大阪大学) | |
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第1部:建造シミュレーション技術の最前線 | |||
09:40〜10:20 |
新しい熱源モデルによる熱変形シミュレーションの高度化 | 大沢直樹(大阪大学) | |
10:20〜11:00 |
ソリッド解析による超大規模ブロック変形シミュレーション | 望月正人(大阪大学) | |
11:00〜11:40 |
溶接組立変形シミュレータの開発 −切断からブロック搭載まで− | 村川英一(大阪大学) | |
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理想化陽解法FEMを用いた大規模溶接問題の過渡応力・変形シミュレーション | 柴原正和(大阪府立大学) | |
12:20〜13:20 |
休憩 | ||
第2部:建造シミュレーション技術の実用化 | |||
13:20〜14:00 |
ぎょう鉄作業無人化のための自動曲げ加工システムの開発 | 丹後義彦(IHIアムテック) | |
14:00〜14:40 |
シミュレーションを利用した曲がりブロックの高精度化 | 中垣憲人 (住友重機械マリンエンジニアリング) |
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14:40〜15:20 |
シミュレーションを援用したPCCにおける溶接変形の低減と歪取工数の低減 | 佐野仁則(内海造船) | |
15:20〜15:30 |
休憩 | ||
第3部:統合建造シミュレータの開発と実用展開 | |||
15:30〜16:10 |
鋼構造物統合建造シミュレータ“JWELD”の開発 | 麻 寧緒(JSOL) | |
16:10〜16:50 |
建造の視える化と建造革新 | 青山和浩(東京大学) | |
16:50〜17:00 |
閉会挨拶 | 野崎修一(三井造船) |
90名程度
会員:4,000円、非会員:6,000円、学生:1,000円(いずれもテキスト代を含む。)
参加お申し込みの方は下記「参加申込み受付フォーム」よりお申込下さい。
→「参加申込み受付フォーム」
平成23年1月21日(金)(定員になり次第締め切りとさせていただきます。)
公益社団法人日本船舶海洋工学会関西支部事務局
〒565-0871大阪府吹田市山田丘2-1
大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻船舶海洋工学部門内
TEL:06-6879-7593 FAX:06-6879-7594
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