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講演会・会議

運動性能研究会シンポジウム「実海域における実船性能モニタリング」

主催:日本船舶海洋工学会

造船の分野では実船計測の技術開発は、計測データを理論計算や水槽実験の精度向上に役立てる目的で、SR研究などを中心に行われてきた。ここで培ってきた計測・解析技術は、計測機器の発達、通信環境の整備、解析技術の向上もあり、研究のための実船計測から、実用的な船舶性能分析のための「実船モニタリング」へと発展しつつある。収集されるモニタリングデータの特徴は、多種大量であり、リアルタイム性があり、同時性があることである。しかし「何をどのように計測・解析して、何(性能)がわかるのか」は、現状では、必ずしも明確にはなっていない。本シンポジウムの目的のひとつは、このことを明確にし、将来の実船モニタリングの計測・解析・評価手法の標準化につなげることである。また、実船モニタリングの技術の高度化は、船舶の性能分析だけでなく、航海支援も含めて、海事全体の技術発展に大きく寄与すると期待できる。本シンポジウムでは、主として実海域推進性能のモニタリング・分析の技術に焦点をあてる。

運動性能研究会シンポジウム実行委員長 松本 光一郎

日時

2015年2月5日(木)(13:30 〜 19:30)、6日(金)(9:30 〜 15:40)


場所

東京海洋大学 越中島キャンパス 越中島会館 講堂
〒135-8533 東京都江東区越中島2-1-6


申し込み締め切り

2015年1月9日(金) → 1月23日(金)まで延長


申し込み先

参加お申込みの方は下記の「参加申込み受付フォーム」よりお申込下さい。

   ⇒ 「参加申込み受付フォーム


問い合わせ先

JMDCシンポジウム事務局
E-mail: jmdc2015@naoe.eng.osaka-u.ac.jp


参加費

会員 講演会 2,000円 懇親会 5,000円
一般 講演会 10,000円 懇親会 5,000円
学生 講演会 1,000円 懇親会 2,000円
テキストのみ購入 3,000円

プログラム

     第1日目(2月5日 13:30 〜 19:30)
    13:30-13:40
    序        松本光一郎(ジャパン マリンユナイテッド)
    13:40-15:40
    第1章 実船モニタリングの必要性
     
    環境保全の観点から     
    運航管理の観点から
    造船の観点から
    斎藤英明(国土交通省)、保坂達也(国土交通省)
    角田 領(MTI)
    木村校優(三井造船昭島研究所)、藤井昭彦(三井造船)
    16:00-17:00
    第2章 実船計測技術の開発史−主としてSR研究における出会い波浪を中心として−
      平山次清(横浜国立大学名誉教授)
    17:30-19:30
    懇親会
     第2日目(2月6日 9:30 〜 15:40)
    9:30-12:30
    第3章 実船モニタリングの計測と解析
     
    実海域性能推定法とモニタリング解析 辻本 勝(海上技術安全研究所)
    折原秀夫(ジャパン マリンユナイテッド)
    モデルベースモニタリング解析の理論
    と応用
    大津皓平(大津海事研究所)
    データの独立性に基づいた主機出力
    の要因分析
    箕浦宗彦(大阪大学)
    運動性能推定分野におけるデータ同
    化の応用とその可能性
    寺田大介(水産工学研究所)
    13:30-15:00
    第4章 気象・海象の計測と予測
     
    船上における波浪計測      平山圭一(日本無線)、馬場満則(日本無線)、
    井関俊夫(東京海洋大学)
    海流・潮流の計測 川浪敏志(古野電気)
    気象・海象の計測と予測 松浦邦明(日本気象協会)、高橋淑子(日本気象協会)
    15:10-15:40
    総合討論(パネルディスカッション)
    15:40
    閉会        松本光一郎(ジャパン マリンユナイテッド)

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