トップページ > 講演会・会議 > 西部支部セミナー開催のお知らせ「船舶の波浪中抵抗増加低減技術に関するセミナー」
主催: | 日本船舶海洋工学会 西部支部 |
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2011年7月、国際海事機関海洋環境保護委員会(IMO MEPC 62)により、国際海運における温室効果ガス(GHG)排出を削減するための規則が改正MARPOL条約附属書Yとして採択され、2013年1月1日に発効されました。その中では、EEDI(エネルギー効率設計指標)による省エネ性能の規制値への適合やSEEMP(船舶エネルギー効率管理計画書)による省エネ運行の促進により船舶のエネルギー効率の改善・GHG低減を図ることになっています。現在のところ、EEDIでは、実海域での船速低下を考慮したEEDI_weatherの算出は任意とされていますが、将来的に算出が義務化されることは必至と考えられます。
こうした背景を受け、船舶の波浪中抵抗増加推定法や低減技術に関するセミナーを開催することにしました。セミナーでは、抵抗増加推定法の現状と課題、実際に開発されている抵抗増加低減技術の紹介を行います。関係する方々の多くのご参加を期待致します。
2014年3月10日(月) 9:55 〜17:20
九州大学西新プラザ
福岡空港から地下鉄「姪浜」行き乗車 約20分
博多駅から、地下鉄「姪浜」行き乗車 約15分
何れも、地下鉄「西新」駅下車、7番出口より徒歩約10分
09:55〜10:00 |
開会挨拶 |
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10:00〜11:00 |
ポテンシャル理論に基づく抵抗増加推定の現状 講師:岩下英嗣 (広島大学) |
11:00〜12:00 |
肥型船の波浪中抵抗増加に及ぼす波高影響について 講師:安川宏紀 (広島大学) |
12:00〜13:15 |
昼休み |
13:15〜14:15 |
CFDによる抵抗増加推定の現状 講師:胡 長洪 (九州大学応用力学研究所) |
14:15〜15:00 |
RIOSにおける実海域抵抗増加推定プロジェクトの紹介 講師:箕浦宗彦 (大阪大学) |
15:00〜15:15 |
休憩 |
15:15〜15:45 |
海上技術安全研究所における実海域性能向上に関する取組み 講師:宇都正太郎 (海上技術安全研究所) |
15:45〜16:15 |
船首形状の改良による波浪中抵抗増加の低減 講師:吉田尚史 (ジャパン マリンユナイテッド(株)) |
16:15〜16:45 |
Seaworthy Bowの性能 講師:和泉貴之 ((株)大島造船) |
16:45〜17:15 |
波浪中抵抗増加低減への取り組みについて 講師:山下芳郎 ((株)新来島どっく) |
17:15〜17:20 |
閉会挨拶 |
日本船舶海洋工学会正会員 | : 4,000円 |
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非会員(一般) | : 6,000円 |
学生 | : 1,000円 |
2014年2月28日(金)
参加お申込みの方は下記の「参加申込み受付フォーム」よりお申込下さい。
⇒ 「参加申込み受付フォーム」
日本船舶海洋工学会 西部支部事務局
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