トップページ > 講演会・会議 > 西部支部シンポジウム「船舶における排ガス制御技術の最近の動向と実船への適用事例」
IMOによる環境規制である「船舶からの大気汚染防止条約(MARPOL73/78 ANNEXⅥ)」が、2005年5月19日に発効しました。2016年1月から適用のNOx三次規制では、NOxの排出が従来比80%減にも上り、主機単体での調整技術だけでは対応が難しくなることから、これまでの一次・二次規制対応技術である燃焼技術に加えて、研究開発中の種々の新対応技術を組合せることが必要となってきているものと考えます。このような背景のもとで、本シンポジウムでは、造船技術者や学生を対象として、最新のルールの動向、NOx排出制御の最近の対応技術、SOx制御の最近の対応技術について取り上げ、今後の技術検討のための情報提供を目的としています。造船所の機関艤装の設計・施工に携る技術者をはじめ、関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。
福岡空港から地下鉄「姪浜」行き乗車 約20分
博多駅から、地下鉄「姪浜」行き乗車 約15分
何れも、地下鉄「西新」駅下車、7番出口より徒歩約10分
13:00〜13:10 | 開会挨拶 |
---|---|
13:10〜13:50 | 最新のルールの動向
講師:一般財団法人 日本海事協会 技術本部 機関部 主管 岡本 太郎 |
第一部 NOx排出制御の最近の対応技術 | |
13:50〜14:30 | SCRによるNOx排出制御技術の動向
講師:ヤンマー(株)エンジン事業本部 特機エンジン統括部 開発部 先行開発部 部長 濱岡 俊次 |
14:30〜15:10 | EGRによるNOx排出制御技術の動向
講師:三菱重工舶用機械エンジン(株)事業統括本部 技術統括・プロジェクトMEET推進室 主任技師 平岡 直大 |
15:10〜15:30 | 〈 休 憩 〉 |
第二部 SOx制御の最近の対応技術 | |
15:30〜16:10 | スクラバ脱硫装置によるSOx排出制御技術の動向
講師:バルチラジャパン(株)シップパワー東京営業チーム アカウントマネージャー 安武 圭輔 |
16:10〜16:50 | 低硫黄燃料によるSOx排出制御技術の動向
講師:国立研究開発法人 海上技術安全研究所 環境・動力系 林 利昭 |
16:50〜17:00 | 閉会挨拶 |
17:30〜18:30 | 懇親会 |
日本船舶海洋工学会正会員 | 3,000円 |
---|---|
日本船舶海洋工学会学生会員 | 無料 |
非会員 | 4,000円 |
非会員(学生) | 1,000円 |
1,000円 |
参加お申込みの方は 10月10日(月) 10月15日(土)までに下記の「参加申込み受付フォーム」よりお申込下さい。
※延長しました
(当日参加申込も受付けますが、テキストが不足した場合はご容赦願います。)
日本船舶海洋工学会 西部支部事務局
〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学工学部船舶海洋システム工学教室内
Tel&Fax:092-802-3445
E-mail:w.office@jasnaoe.or.jp