トップページ > 講演会・会議 > 工作分野研究企画部会ワークショップ『新塗装基準に関する技術課題と研究開発』
主催:(社)日本船舶海洋工学会
共催:(財)日本船舶技術研究協会
IMO第82回海上安全委員会(MSC82)でバラストタンク及びバルクキャリア二重船殻部に対する塗装基準(PSPC:2008年7月から強制適用)の採択が、造船業に甚大な影響をもたらすことが予想されています。これに対応して、船舶の防食性能の向上と造船業界の国際競争力の維持を図ることを目的に、産学官協同で塗装関連の基盤技術を整備するとりくみが行われています。また、船殻工作品質と塗膜性能の関係を調査して、高い塗装品質を確保できる鋼船工作精度標準・施工指針を新たに定めるための調査研究が進められています。本ワークショップでは、日本船舶海洋工学会と船舶技術研究協会で実施された技術開発と調査研究の概要を報告して今後の展望を検討するとともに、研究開発の成果物を展示して、ワークショップ参加者が開発者・研究者と個別の技術相談を行える機会を提供します。多数のご参加をお待ちしております。
平成21年12月18日(金)10:00〜17:30
九州大学西新プラザ(福岡市早良区西新2-16-23)
詳細については“交通のご案内”をご覧下さい。
10:00〜10:10 |
開会挨拶 | 青山和浩(東京大学) | |
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10:10〜10:35 |
塗装基準に関する最近の動向 | 吉田正則(船舶技術研究協会) | |
10:35〜11:00 |
実エッジ形状に適応したエッジ膜厚保持率計測法の開発 | 長野雅浩(三菱重工業) | |
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不完全R形状のエッジ膜厚保持率に及ぼす形状パラメタの影響 | 高田篤志(海上技術安研究所) | |
11:25〜11:50 |
船体構造用型鋼エッジR部の膜厚保持性能について | 矢嶋宏行 (アイ・エイチ・ アイマリンユナイテッド) |
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11:50〜12:20 |
CTF作成支援システムの開発について | 結城保則(麻生セントラル) | |
12:20〜13:30 |
休憩・技術相談 | ||
13:30〜14:00 |
IMO塗装性能基準に対応した塗装前鋼材表面処理基準 | 藤原治郎(船舶技術研究協会) | |
14:00〜14:30 |
NC切断時のエッジ処理技術 | 大沢直樹(大阪大学) | |
14:30〜15:00 |
混気ジェットを活用したブラスト技術 | 渡辺二朗(シブヤマシナリー) | |
15:00〜15:30 |
休憩・技術相談 | ||
15:30〜16:00 |
SIP技術による塗膜管理技術 | 菅原勝也(日本ペイント) | |
16:00〜16:30 |
ストライプコート用ツールの開発 | 櫻木和之(旭サナック) | |
16:30〜17:00 |
無機ジンク塗料を用いた新システムに関する調査研究 | 西澤政武(中国塗料) | |
17:00〜17:30 |
技術相談 |
100名程度
【ワークショップ】
会員:5,000円、非会員:6,000円、学生会員:無料、学生非会員3,000円
(いずれもテキスト代を含む)
※参加費は当日会場にてお支払いください。
以下の情報を明記の上、下記申し込みフォームよりお申込ください。
→「参加申し込み受付フォーム」
(1)参加者氏名(2)所属(3)会員・非会員の別(4)連絡先(住所、TEL、E-mail)
申し込み受付は終了しました。
(社)日本船舶海洋工学会 西部支部事務局
〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学工学部船舶海洋システム工学教室内
Tel&Fax:092-802-3445