当社で 2005 年に開発しました載貨重量 107,500 トン型アフラマックスタンカーを紹介いたします。
開発において我々は、タンカーの運行形態や求められる基本性能・仕様・環境対応など、さまざまな視点から "原点" を見直し、顧客ニーズに応える船型として総力を挙げて開発しました。次代を駆け巡る船として当社が自信を持ってリリースした商品です。
アフラマックスタンカーのイメージ CG [拡大画像]
なお、本船型は当社において構造統一規則 (CSR, Common Structure Rule) を適用した初の船型となり、2008 年 10 月にその第一番船が就航する予定です。
本船は、以下の三つの "FITs" を基本コンセプトとして開発を行いました。
本船の主要目は下記に示す通りです。
全長 | 約 243.8m |
垂線間長 | 237.00m |
型幅 | 42.00m |
型深 | 21.30m |
満載喫水 | 14.55m |
計画喫水 | 12.19m |
載貨重量 (満載喫水) | 約 107,500 MT |
主機型式 | MAN-B&W 6S60MC-C |
航海速力 | 15.6 ノット |
航続距離 | 24,000 海里 |
定員 | 最大 30 名 |
石塚 崇 ツネイシホールディングス(株)常石造船カンパニー 設計部総合設計グループ 船体艤装設計 |