新拠点「福岡オフィス」の紹介 〜海外拠点のHUBを目指せ 九州の力〜
ツネイシホールディングス(株)常石造船カンパニー
企画本部福岡オフィス福岡設計グループ長 松本知之
2007 年 4 月 3 日、博多湾を眼下に見下ろす TNC 放送会館 19 階 (福岡市早良区) に弊社設計の新拠点として福岡オフィスが開設されました。当初は広い事務所にスタッフが僅か 7 名という心細い船出でしたが、2008 年 6 月現在総員 27 名、床面積 900m2 の自慢の事務所となりつつあります。
この福岡オフィス、新造船の設計事務所でありながら、常石・多度津やセブ・秀山 (中国) の各製造拠点から遠く離れていますが、福岡国際空港の利便性を活かして、今や常石グループの主力工場となった、フィリピンセブ・中国秀山の両海外拠点に対する技術や情報の発信基地 (HUB) となることを目指しています。
また九州は日本造船業の約 1/3 の生産量を誇る地域であり、それを支える教育機関や船舶設計会社、造船技術経験者が多く、高い人材供給力があります。これまでも弊社には九州出身の従業員が多数おり、福岡オフィスでもスタッフのほとんどが地元出身であることから、ここ福岡にオフィスを設けた意義は大きいと考えています。
眼下に博多湾を行き交う各種船舶や福岡港の港湾設備が一望できる福岡オフィスは一つのショールームです。若い人材をはじめいろいろな方々に、造船・海運など日本の物流を支える業種に興味や関心を持っていただきたいと考えております。この記事を見られた皆様も当オフィスに気楽に立ち寄って、眺望を楽しみながら、海や船にそれぞれの思いを馳せていただければ幸いです。 |
オフィスエントランス [拡大画像]
オフィスからの眺望 [拡大画像]
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松本知之
ツネイシホールディングス(株)常石造船カンパニー
企画本部福岡オフィス福岡設計グループ長
船体艤装設計 |
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