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向島新工場の紹介

尾道造船(株)尾道造船所向島工場 有田千幸
新工場全景
新工場全景 [拡大画像]

尾道造船所の向島新工場は、主として船体中央部ブロックの製作・艤装・塗装に至るまでの工程を担当する工場として、昨年1月に建設計画が開始され、暮れに起工、このたび 7月初めに操業を開始したばかりの最新鋭のブロック工場です。

向島新工場は尾道水道を挟んで対岸約500mの位置にあり、完成ブロックを現工場の船台までバージでタイムリーに移動でき、絶好の立地条件となっていますが、住宅地域と隣接していることから特別に配慮し、騒音対策を始めとして十分な環境対策を行っています。

工場の規模は敷地面積約38,000m2 で建屋として内業棟5,500m2、組立棟7,700m2、塗装棟2,000m2 となっています。建屋以外の付帯設備としては、鋼材の水切り岸壁、ブロックの積み出し岸壁、300tonの塔型シブクレーン及び250ton移動台車を装備しています。建屋内部には自動化装置として NC切断装置、単板でのロンジ仮付け装置、20電極の溶接装置、歪み矯正装置、RF片面溶接装置など最新鋭の設備を配置しています。また、天井クレーンはクラブ式6基、ホイスト式4基を設置し、小組立てラインはコンベア方式、大組立ラインは搬送台車方式として可能な限り、「流れ作業方式」を採用しています。

また、向島新工場の従業員の多くは外国人実習生を採用しており、上手くコミュニケーションを図りながら、作業能率を上げていきたいと思っています。



有田千幸
尾道造船(株)尾道造船所向島工場
船体ブロック製作管理

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