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西部支部長退任挨拶

西部支部前支部長、三菱重工業(株)長崎造船所 顧問 福島昭二

2005年春の3学協会統合時から二期四年の学会副会長兼西部支部長を勤めさせて頂きましたが、この度規定により退任することになりました。統合準備委員会から言えば約6年間学会発足時の色々な役目を無事務めさせて戴くことが出来ましたのは、西部支部の会員の皆さんを初め、学会の多くの方のご支援とご協力によるものであり、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。

学会の活動の内、学術、研究、国際、会誌、広報などは本部が主導し行われますが、委員は全て3支部から出ておられて、西部支部の皆さんも各委員会の委員として学会活動に大きく貢献して頂いています。

副会長としての私の本部での役割としては、理事会に毎回出席して学会の運営に関わることについて討議決定に参画してきましたが、その他、造船の魅力を社会や若い方にアピールし、多くの元気な若い技術者が造船の世界に入って戴くよう、学会の講演会で「若い技術者に造船の仕事の魅力を訴える」という特別講演会の企画を行いました。私が基調講演を行い常石の神原社長、今治の桧垣社長に講演頂きました。多くの方に出席頂き好評を得ました。又「能力開発センター」を立ち上げてセンター長として技術者の能力向上に繋がる多くのことを能力開発センターの各委員会の皆さんと活動してきました。

昨年は「基準教科書」を作成することを能力開発センター運営委員会として決定し、理事会の承認を得て、日本財団のご支援を頂くことが決定し今年度から三ヵ年で10冊ほどの造船に関する基本的な教科書を阪府大池田先生がリーダーの委員会で作って戴くことになりました。その他本学会の活性化のために、学会の個人会員、団体会員数拡大キャンペーンを皆さんと熱心に推し進め皆さんの協力で成果を得ることが出来ました。このような本部での色々な活動を通じて、学会全体の活性化に多少なりともお役に立つことが出来たと思っております。

西部支部長としては、西部支部の会員数は全会員4,600人の内約1,000人ですが、西部地区の造船所が日本の造船建造量の6割を誇っている状況から、造船所技術者と地区の大学の密接な関係を更に推し進めることが日本の造船業の全体にも、西部支部にも重要と考え、色々な活動を展開しました。

即ち西部支部性能研究会では柏木・安東会長のリーダーシップの下多くの講演会、シンポジウムを企画し開催して頂きました。特に「夏の学校」での若手技術者への講演会は夏の定例の講演会になり多くの若い技術者の参加がありました。今では全国版に展開されています。西部支部構造研究会でも藤久保・北村会長のリーダーシップで「新しい造船用材料、塗装防食講習会」など多くのシンポジウムの企画をして頂き、数多くの参加者を得ました。

運営委員会企画のシンポジウムでは、「プロジェクトマネジメント力向上のためにシンポジウム」や「船装機器の信頼性向上のためのシンポジウム」や「海洋と資源・エネルギーに関するシンポジウム」などを吉川運営委員を中心に企画・開催して頂き多くの会員の好評を得ました。又、見学会などのイベントも山崎・国広運営委員などが活発に行って頂きました。色々な企画が他の支部からも西部支部は活発にやっておられますね…との評価を頂きました。

広報編集委員会では安澤委員長他の皆さんが、電子情報委員会では古川委員長他の皆さんが活躍して頂きました。特に学会誌「KANRIN」の編集は新しい西部支部になっての仕事で色々大変だったと思いますが他支部に比して勝るとも劣らぬ活動をして頂きました。

運営委員会では新開副支部長に会務関係の取り纏めにご尽力頂き、庶務や会計担当などの業務担当運営委員の仕事も密度の濃いものでした。西部支部での論文講演会(講演会準備委員長は安澤・後藤委員長)や懇親会への参加も含め、沢山の西部支部内の会員の皆さんがこれらイベントに参加頂き、西部支部内の一体感が高まったと思っております。その結果会員拡大キャンペーンでは西部支部の獲得会員数は初期の目標値をクリアし、十分な成果を挙げることが出来ました。

私の本学会での運営に関しての考え方としては、

  1. 会員への目線を強く意識した運営。
    会員の皆さんがこの学会に入って良かったと思えるような施策。
  2. 学会内の物事の決定、論議の透明性。
  3. ベテランと共に若い技術者、研究者が闊達に活動する学会。

と言うことを念じて4年間精力的にやって参りました。4年経って学会活動を見ましたとき、3学協会を統合するべく関係の皆さんで熱心に討議していた学会像に明確に近づいて来つつあると思っております。

学会が研究者だけのソサイアティであるだけでは、一般会員はどんどん学会を離れて行ってしまいます。会員の皆さんに魅力のある学会にしなくてはいけません。学会本部、西部支部が活発にやってきたこの勢いを失わせることなく、新年度からの執行部体制は、本部では角会長、橋本副会長、吉川理事、土井理事以下の体制で、西部支部は橋本支部長、安東副支部長と新しい運営委員会、性能研究会、構造研究会、各委員会の体制で、今後とも会員の皆さんのご支援ご協力を得て、益々活発に活動して戴くことを祈念しまして副会長、西部支部長としての退任挨拶とします。以上



西部支部前支部長、三菱重工業(株)長崎造船所 顧問
福島昭二

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