英国語学留学記

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授業風景 [拡大画像]

学校の風景 [拡大画像]

当社では若手社員の英語力向上のために、半年間の海外語学留学制度があります。現在の留学先はイギリスのトーキーという海浜リゾート地で、海岸線がとても美しく夏場は多くの観光客で賑わいます。ロンドンでは日本語に接する機会が多くありますが、トーキーは人口約5万人の小さな町であるため日本語を聞くことはなく、朝から晩まで英語だけの生活を送ることができました。

語学学校 (International House Torquay) には、ヨーロッパ、中東、東アジアの学生が多く、これからイギリスの大学に進学する若い学生から、私と同じように仕事で英語が必要な会社員や軍人、旅行感覚で楽しんでいる年配の方など英語を勉強する理由は様々でした。また、授業はリスニングとスピーキングを中心にバランスのとれた構成で、全ての英語力が向上するように考えられていました。英会話の練習は授業だけでは不十分であり、休み時間や放課後も他の学生とよく話をしていました。それぞれの英語は母国語の特徴を強く持っており、耳が慣れるまでは聞き取るのにたいへん苦労しました。

留学中はホームステイ先に滞在し、イギリスの文化、食事、考え方など英語以外にも多くのことを学ぶことができました。イギリスは歴史的に食材が豊富なところではなかったこともあり食事は世界的にも不評ですが、幸運にも私のホストマザーは料理好きであったため、イギリスの家庭料理を満喫することができました。また、イギリスは日本よりも男女平等が遥かに進んでおり、家事や子育を手際よくやるホストファザーの姿がとても印象的でした。

半年間イギリスで生活したことにより、世界と日本の違いを知ることができ、自分が日本人であることをこれまで以上に誇りに思えるようになりました。最後に、後輩達にもこの教育システムを利用して多くの異文化に触れ、国際的な考え方のできる人材になって欲しいと思います。

トーキーの町並み1 [拡大画像]		トーキーの町並み2 [拡大画像]

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