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私達ソフトボール部は昨年に続き、全国大会出場を果たすことが出来ました。昨年の成績はベスト8。その成績を上回ることを目標に置いて頑張って来ました。
7月17日、迎えた初日、尾道造船は第4試合目で午後からの決戦でした。時間があったので、昨年優勝したウエストコンサルタント(愛媛代表)の試合を観戦しましたが、いきなりの敗退。敗ったのは昨年尾道造船が1回戦で倒したYKK(富山代表)。ベスト4以上という思いがどんどん増していきました。
初戦の相手は岐阜代表のトヨタ紡織。中国地方の強豪チームを倒してきた勢いそのままに10-0と快勝!!投打の噛み合った最高のスタートを切ることが出来ました。続く2日目の2回戦の相手は香川代表、川崎造船坂出。前評判も高く、1回戦で強豪チームを倒して勝ち上がって来ているだけに造船マン魂に火が付きました。1回の表満塁から先制ホームランが飛び出して、一気に5点先取しました。
しかしその裏、守りのリズムをつかむ前に4点を奪われてしまう。相手には勢いがあり、苦しい展開になるかと思われましたが、「絶対に勝つんだ」という思いが繋がり、2回の攻撃も一挙に5得点を上げることが出来ました。その後も効果的に得点を重ね、終わってみれば16-6と大差をつけて勝つことが出来ました。
そして3回戦。この試合に勝てばベスト4以上が決まります。今までベスト8が3回。この壁を越える為に練習して来ました。相手は愛知代表、デンソーです。日本代表選手も所属する今大会の優勝候補チームです。相手は格上になりますが、勝つことを信じたチームにしかミラクルは起こせないことを選手は分かっています。「絶対に勝つんだ」という気持ちで尾道造船が流れをつかみました。
1回表、タイムリー・スリーベースヒットが生まれ1点を先制しました。相手投手はエース村里選手。日本代表の大黒柱。その裏、相手の攻撃を3人で抑えるが、2回には不運なヒットから1点を許し同点にされてしまいました。3回の尾道造船の攻撃で打線が繋がり2点を加え、3-1になりましたが、相手も犠牲フライで1点追加し、3-2でリードしたまま、試合は終盤を迎えました。
何度もチャンスを作りながらダメ押しが出来ず迎えた6回裏、ランナーを2人置き、このピンチで相手に逆転のツーベースヒットを打たれてしまいました。ここからの相手の集中力は凄まじく、一挙6点を奪われてしまい、8-3とリードをされてしまいました。ここまで全力で相手に挑んで来た尾道造船に最終回、追いつめる力は残っておらず、このまま8-3で敗れました。目標には一歩届かなかったものの、試合後の選手からは、どんな相手でも自分達はやれるんだという自信を感じました。
相手チーム、デンソーは準決勝を8-1で高崎市役所(群馬代表)を下し、決勝は1-0で日新製鋼(広島代表)を下しそのまま優勝しました。
尾道造船ソフトボール部は、これからも一歩一歩前進して行きたいと思います。沢山のご声援ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
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亀田豊宏 尾道造船(株)造船部機電課電気職場 電気技師 |
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