メールニュース

西部支部メールマガジン第50号発行を記念して

西部支部広報編集委員会委員長 安澤幸隆
(九州大学大学院工学研究院海洋システム工学部門)

日本船舶海洋工学会西部支部にて隔月で発行しているメールマガジンはこのたび第50号を迎えました。そこで、今回は特別に第50回記念号とさせていただきました。そこで、その発足の主旨や経緯などについて紹介させていただきます。

振り返ってみますと、本メールマガジンは、日本船舶海洋工学会において2005年10月11日に第1号が発行される前に、本学会の前身である三学会の一つである西部造船会のメールマガジンとして第23号まで毎月発行されておりました。平成15年5月に当時の西部造船会会長福島昭二氏のご発案で、「日本造船界をリードする西部地区の活性化、産学連携強化及び会員間の情報交換活性化」を目的として発行することが決定され、同年6月の第一回広報・情報委員会において運営要領が確認され、西部支部メールマガジン第1号が同年7月に発行されました。

その後、メールマガジンは日本船舶海洋工学会西部支部活動の一つとして引き継がれ、2005年10月11日より、これまで多くの記事が発行されてまいりました。三学会統合後、引き続き支部長に就任された福島氏は、第1号においても西部地域での造船コミュニティの創出を謳われており、メールマガジンはその意志を受け継いでいる活動であると言えます。

本メールマガジンは、建造船紹介、若手技術者の活動状況、技術・研究内容、OBからの一言や関連大学からの情報などを紹介しておりますが、同時に、造船関連の各事業所の社会活動や周辺地域の紹介なども写真入りで記事となっており、社会人の会員だけでなく、今後就職する学生会員への情報提供の場と考えております。また、各社の様々な技術的、社会的、あるいは人材育成の取り組みが紹介されており、会員の方々の参考や刺激になっていれば広報編集委員会として幸甚に思います。

日本船舶海洋工学会のメールマガジンとして約8年、西部造船会時代の2年を含めると約10年間となりますが、最新号だけでなくすべてのバックナンバーも下記に示すウェブページに掲載されていますので、通勤中の電車の中でもスマホやタブレットなどでいつでも振り返って見ることができます。また、「わが社の過去の記事を見たい」「あの記事何号だったかな?」という時は、サイト内検索にキーワードを入れれば、簡単に記事を見つけることができます。是非、この節目に一度バックナンバーも振り返ってご覧頂きたいと思います。

最後に、第50号の節目を迎え、造船会社統合などの情勢変化や、造船コミュニティの輪が西部支部だけでなく本学会全体に広がるメリットなどを考え、現在、メールマガジンの他支部との相互乗り入れについて、学会誌編集委員会において検討中であると事を申し添えさせていただきます。


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安澤幸隆
九州大学大学院工学研究院海洋システム工学部門、西部支部広報編集委員会委員長
船舶海洋構造工学

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