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国立研究開発法人 海洋研究開発機構殿向け海底広域研究船「かいめい」進水式

三菱重工業(株)交通・輸送ドメイン船舶・海洋事業部下関技術部計画設計課 首藤雄太

進水前の様子
進水前の様子
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進水中の様子
進水中の様子
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進水後の様子
進水後の様子
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平成27年6月7日、佳子内親王殿下をお迎えして、国立研究開発法人海洋研究開発機構殿向け海底広域研究船の命名・進水式が行われました。当社下関造船所が皇族をお迎えするのは、平成3年に国際ケーブル・シップ株式会社殿向け ケーブル敷設船「ケイディディオーシャンリンク」の命名・進水式で高円宮両殿下をお迎えして以来、24年ぶりとなります。

式には、藤井文部科学副大臣 (当時)、同機構 平理事長はじめ多数の関係者が出席されました。下村文部科学大臣 (当時) の代理として藤井文部科学副大臣 (当時) が本船を「かいめい」とご命名、続いて、安倍内閣総理大臣の祝文が披露されました。そして、佳子内親王殿下が支綱をご切断されると、船はゆっくりと船台を滑り降り、関門海峡にその雄姿を浮かべました。

「かいめい」は、海底下の構造を立体的に調査できる探査装置や、海底の柱状堆積物を採取する掘削装置などを搭載しており、日本近海をはじめ、広い海洋に存在する海底資源の科学調査や、大きな津波を引き起こす海底地震の仕組みを解き明かすなど、広い範囲の海底を、効率よく調査することができる最新鋭の研究船です。

平成27年10月末現在、本船の艤装工事はほぼ完了し、海上公試・各種観測機器の作動確認試験のため、海上運転を順次実施している最中で、今年度末に引渡しの予定です。



首藤雄太 首藤雄太
三菱重工業(株)交通・輸送ドメイン船舶・海洋事業部下関技術部計画設計課
性能設計

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