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本書(初版)は共立出版株式会社より「応用力学講座 17」として1959年に発行され、その後絶版となっていましたが、元良先生のご好意により本書の出版権が日本船舶海洋工学会に委譲されました。
その後、土岐直二氏(三菱重工)のご尽力により本書の電子復刻版が完成し、さらに本書の著作権と出版権の委譲に労をとられた木下健教授(東京大学)のお蔭をもちまして、電子復刻版をホームページで公開する運びとなりました。皆様のご活用を期待します。
海難と船体強度の問題は古くから取り上げられてきたが、山本先生は1970年代後半から1980年代にかけて、波浪中での船体の強度に関する研究を精力的に進められ、貴重な成果を得られた。
理論と実験の両面から一つの体系を作り上げられ、現在でも設計に利用されるなどその実用的価値は高い。
また、近年の船舶事故に関連して、第二次大戦期の軍艦の強度と防御などにも考察を展開している。これらは永く後世に伝えるべきものと考え、学会として電子出版することとした。