【研究会:全国】 | 推進・運動性能研究会 | 造船設計・生産技術研究会 | 情報技術研究会 |
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建造量の世界第一位のレベルまでに押し上げた鋼船工作法に関する研究と技術革新は、造船業界に留まらず、社会に対して広く貢献してきたと認識できる。一方、世界経済が発展し、海運が活性化する中で、船舶の安全性が厳しく問われる現代においては、これまで以上に高い品質が望まれている。このような状況において、昨今の東アジアを中心とする厳しい国際的競争の時代における顧客要求に対して、建造コストを最適化し、超一流の品質を提供することができる工作法の実現化は極めて重要である。本研究会では、これまでの研究活動、技術革新の歴史をベースに、日本の造船における革新的な工作法を実現化するための議論と研究課題に取り組む。
1) 新しい工作品質管理基準の提案
造船建造技術の革新を踏まえたJSQSの内容確認と、新しい工作品質管理基準の提案。IMO、ISOなどの国際基準も考慮する。
2) 新しい工作法に関する研究テーマの策定
革新的な製造技術を調査し、将来の工作法のあるべき姿を議論することで目指すべき理想像を構築する。また、開発が必要な工作技術をリストアップし、重点研究テーマを策定する。重点研究テーマに関しては、審議の上、プロジェクト研究委員会を設置する。
3) 工作法に関する技術、技能継承
鋼船工作法の教科書の執筆、工作技術、技能に係わる知識、ノウハウの整理を行うことによって、将来に向けた技術、技能の伝承で有用なコンテンツを作成する。
4) 情報交換(アンケート、工場見学など)の実施
工作法に関する現状の技術レベルを深く理解するために、工作法に関するアンケート、工場見学などを実施する。
上記活動内容に応じた部会を適切に設置し、研究会活動を効率化、活性化する。
研究会長(所属) | 大沢直樹(大阪大学) |
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委員会委員数 | 37名 |
キーワード | 工作法、船体構造、艤装、塗装、溶接施工、工程計画、生産計画、自動化、品質マネジメント |