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研究活動

大型船の係船装置の設計指針研究委員会

分野:設計・艤装
  1. 何をどこまで明らかにしようとするのか(目的と到達目標)

    造船設計部会でプロジェクト研究としてまとめた「大型船の係船装置とEmergency Towing Arrangementの設計指針」から12年が経過した。その間にOCIMFからは全面改訂のMooring Equipment Guideline 3rd Editionが出版され、IACSではUR A2で係船金物の強度要件が規定された。またSOLASにて非常用曳航に関する要件が改正された。さらに、大型船用のターミナルが各地で整備され、独自の係船装置要件を設けてているところもある。このように設計にかかわるガイドライン・規則や係船条件が変更された為、従来の設計指針は内容を見直す時期に来ている。
    本研究では下記8に示す事項について調査研究を行い、設計者にとって有効な設計指針を与えることを研究の目的とする。そして、これらの調査研究により、若手・中堅設計者の設計マニュアル的な用途に耐えうる設計指針として纏めることを到達目標とする。
  2. 研究の特色、独創的な点及び意義

    本研究では従来の設計指針を見直すだけでなく、新たに、動的外力作用下で係船されている船の安全評価について調査研究を行うところに特色がある。この安全評価に基づいた係船設備の簡易的設計手法を示すことにより造船設計への実用に資する。
  3. 国内外の関連する研究の中での当該研究の位置づけ

    前述の「大型船の係船装置とEmergency Towing Arrangementの設計指針」を参考に、造船設計者に役立つ実用的なデザインマニュアルを確立する。

基本情報

委員会長(所属) 荒井 誠(横浜国大)
委員会委員数 30名
キーワード 大型船、係船装置、設計指針、OCIMF MEG3、IACS UR A2、SOLAS、動的外力、安全評価
活動期間 H22.10〜H24.3

参加方法

研究委員会への参加をご希望される方は、下記連絡先よりご連絡ください。

お問い合わせ先 [e-mail]: 荒井 誠(横浜国大)

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