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安川 宏紀(広島大学)
トップページ > 研究活動 > 研究委員会 > 船舶操縦運動予測モデルの高度化に関する研究委員会
何をどこまで明らかにしようとするのか(目的と到達目標)
船の操縦運動予測モデルは、日本独自のMMGモデルと呼ばれるものがベースとなっており、平成24年3月まで「操縦運動予測モデルの標準化に関する研究委員会」において、基本となる操縦運動モデルの標準化を行った。しかしながら、対象とした船は、深水域を航行する満載状態における肥型船という制約があり、課題を残していた。研究の特色、独創的な点及び意義
本活動の意義は、現有操縦運動予測モデルの拡張を行い、我が国の操縦運動研究のレベル向上を促す点にある。操縦運動予測モデルにおいて、独自のモデルを開発できる可能性があり、独創的な成果が得られる可能性は高い。我が国の操縦性予測に関する技術を高度化し、その成果を海外に発信するベースが生み出せるように取り組みたい。国内外の関連する研究の中での当該研究の位置づけ
国際水槽試験会議(ITTC)では、標準的な操縦運動予測モデルや水槽試験に関する手順書(procedure)の整備・改訂が行われている。また、平成24年には、浅水域における船の操縦運動に関する国際会議(SIMMANワークショップ)の開催が予定されている。本活動は、それらの活動を先取りして、我が国独自の操縦運動予測モデルの策定を行うものである。現時点では最も進んでいると考えられる我が国操縦性予測技術を一層強固にするものである。委員会長(所属) | 安川宏紀 (広島大学大学院工学研究院・教授) |
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委員会委員数 | 22名 |
キーワード | 操縦運動、予測モデル、標準化、手順書 |
活動期間 | H24.4〜H26.3 |