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トップページ > 研究活動 > 研究委員会 > 船舶3D製品情報の共有と高度利用のための標準フォーマットの策定研究委員会
何をどこまで明らかにしようとするのか(目的と到達目標)
【目的】研究の特色、独創的な点及び意義
造船設計において3D-CADが使用されるようになって久しいが、造船所内部でも3次元情報の生産への活用、設計上流での3次元化がなかなか思うように進まない問題を抱えている。一方で船主、船級協会においても、各造船所のCAD、セキュリティポリシーなどが異なるため3次元情報の活用が難しい状況にある。そこで、情報交換のための中間フォーマットとセキュリティ手法についての業界標準を策定することにより、各プレーヤーが無駄な投資をせず安心して3次元情報を含む様々な船舶のライフサイクルに渡る情報を活用できる環境を整える。これにより造船設計、製造、運行メンテナンス管理の高度化、効率化を加速すると同時に、製造、運行状況のフィードバックに基づく設計や新しいサービスの登場など業界全体としての幅広い分野での革新が期待できる。
他業種においても電子情報技術産業協会、日本自動車工業会などで3D情報に関する標準の策定は進められているが、製品のユーザーや認証機関まで含めたライフサイクル全体を見渡した取り組みではなく、海事産業全体で取り組めば、他産業に先駆けた取り組みとなる。また、造船3D-CADの世界は欧米のCADベンダーが世界を席巻している状況ではあるが、Viewerなどの活用の分野で日本が標準を打ち出し、世界の海事産業をリードすることができれば、日本の海事産業の活性化にも繋がるものとなる。国内外の関連する研究の中での当該研究の位置づけ
P-26研究委員会:「次世代造船システムの構想設計に関する研究」委員会長(所属) | 濱田邦裕 (広島大学大学院工学研究科 輸送・環境システム専攻) |
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委員会委員数 | 27名 |
キーワード | 3次元情報、Viewer、情報セキュリティ、標準フォーマット、ライフサイクル管理、海事産業、IT化 |
活動期間 | H25.1〜H26.12 |