関西支部(旧関西造船協会)では、毎年見学会として工場見学などを実施しています。今年は家族全員で参加できる見学会をとの思いから、お菓子工場の見学会を企画しました。
10月1日(土)、訪れたのは神戸市西区にあるお菓子工場「グリコピア神戸」、有名なポッキーやプリッツを作っているところです。当日は10月に入ったというのに大変な暑さ。でもお子様たちには、そんなの関係なし。いつも食べている大好きなお菓子がどんな風に作られているのか興味津々といった感じです。さすがに工場見学専用に作られた工場ということもあって、案内のお姉さんが丁寧にお菓子のことや工場のことを説明してくれます。昔々のキャラメルの自動販売機が置いてあったり、チョコレートの原料であるカカオの実を触ることが出来たりと大人も子供も楽しめる施設になっています。
感心したのはプリッツの作り方。びっくりするぐらい長い生地がベルトコンベアの上を流れながらそのままローストされていきます。生地には1本の長さごとに切れ目が入れてあるそうで、焼きあがったとても長いプリッツは最後にベルトコンベアから落ちるときに自重で1本の長さに折れていきます。こうすると、焼き上げたときに、プリッツの両端が丸まったりしないのだとか。最後には3Dシアターで映画を見せてもらえるなど、盛りだくさんです。
子供さんたちは、最後におみやげのお菓子と「お菓子博士認定」のカードをひとりずつもらって、工場を後にしました。参加者は39名、うち12名がお子様の参加でした。
これからも会員同士が家族ぐるみで楽しめる企画を立てていきたいと思います。是非ご期待ください。
(関西支部 会務委員 勝井辰博)
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見学会終了後全員で記念撮影 |
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