令和5年12月
フォトコンテスト選考委員会
日本船舶海洋工学会「フォトギャラリー」では、第8回フォトコンテスト「暮らしを支える船」を8月から10月にかけて開催し、「人の移動はもちろん、食料やエネルギーの運搬の他、橋をかけたり、見えるところや見えないところで我々の生活を支えてくれる船たちの姿に脚光を当てた写真」を募集しました。今回も多数の方々から293作品の応募をいただきました。
全応募作品の中から、フォトコンテスト選考委員会(委員長:片山徹 当会理事)にて厳正な審査を行った結果、「月夜の洋上メンテナンス」(撮影者:MITO氏)が、「洋上風力発電のような沿岸域開発にかかせない自己昇降式作業台船(SEP船)を主題にふさわしく選び抜き、数あるSEP船の応募作品の中でも、際立って美しく捉えられた1枚。遠景でありながら静かな迫力、スケール感、物語性に圧倒される。」として最優秀賞に選ばれました。また以下の4作品が優秀賞に入選しました。残念ながら入選を逃しましたが他にも優れた作品があったことを申し添えます。
各受賞者には後日学会より、賞状と副賞をお送りします。
作品タイトル | 撮影者 | |
---|---|---|
最優秀賞 | 月夜の洋上メンテナンス | MITO |
優秀賞 | 落陽に染まる黒鉄の | すずきしょん朗 |
迫力 | i.m | |
ダブル富士山 | tezuka.koji | |
これが、世界最大級のSEP船「BLUE WIND」号! | ケモ太郎 |
各賞の詳細
・最優秀賞 賞状、副賞(図書カード1万円)
・優秀賞 賞状、副賞(図書カード5千円)
入選作品、応募作品一覧はフォトギャラリーでご覧ください。次回の「フォトコンテスト」は詳細が決定次第ホームページにてお知らせする予定です。
月夜の洋上メンテナンス
撮影者 MITO
【撮影者コメント】
秋田県能代港と秋田港で計33基の洋上風力発電建設に携わった自己昇降式作業台船Zaratan号。月明かりの中、秋田港沖風車のメンテナンスに出動。再生可能エネルギーとその未来のため、夜間でも黙々と作業をする頼もしい船。皆の暮らしを支えてくれています。