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日本船舶海洋工学会誌 KANRIN(咸臨)

特集「引き渡し後の船舶とメンテナンス」にあたって

日本船舶海洋工学会 学会誌編集委員会

造船所から船主・運航会社に引き渡された新造船は、本船の目的・用途に応じた航路に就航し、長期間にわたって運航される。この長期にわたる運航期間において、新造時の性能・機能を維持するとともに安全で経済的な運航を実現するために、航海中の日常的な点検・調整・補修作業から入渠を伴う定期的な検査や大規模な修理まで、様々なメンテナンスが行われている。

一方、学会誌において船舶のメンテナンスが取り上げられることは決して多くはない。KANRIN29号「船を見守るしくみ」の特集記事の一つとして船級検査が、KANRIN30号「よみがえるしくみ」で船の改造工事が取り上げられているが、船舶のメンテナンスについて総合的に取り扱った特集は存在しない状況である。

そこで本特集は、このような就航船を対象としたメンテナンスに着目し、船舶を安全かつ効率的に航行させるために行われている取り組みについて、読者に最新の情報を総合的に提供することを目的として企画された。本特集は9件の記事で構成されている。

先ず(一財)日本海事協会の山元氏に船級の立場から、船体の損傷とメンテナンスに関わるルールと枠組について解説していただいた。次に船種ごとのメンテナンスに着目し、川崎汽船(株)の小金澤氏、勝井氏、水尾氏にバルクキャリアのメンテナンスを、NYK SHIPMANAGEMENT PTE LTDの藤原氏にコンテナ船のメンテナンスを、(株)商船三井の大内氏、大久保氏にLNG船およびFSRUのメンテナンスについてそれぞれ解説していただいた。続いて(株)三和ドックの松﨑氏に船体の修繕工事の概要を紹介していただいた。最後に船舶を構成する要素に着目し、(株)ジャパンエンジンコーポレーションの山本氏に主機関のメンテナンスを、ヤンマー(株)の渡辺氏に発電機関のメンテナンスを、ナカシマプロペラ(株)の岡崎雅史氏、岡田氏、岡﨑全伯氏にプロペラのメンテナンスを、中国塗料(株)の森氏に塗装のメンテナンスについてそれぞれ解説していただいた。

本特集が船のメンテナンスに関する理解を深める一助になれば幸いである。

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