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研究委員会

船体疲労強度設計法の精密化のための研究委員会

分野:構造強度・材料溶接

1.何をどこまで明らかにしようとするのか(目的と到達目標)

 目的:実際の船の運航と海象を考慮に入れた荷重推定とそれを基にした亀裂伝播実験・解析を行うとともに、これまでの疲労被害度推定法を勘案して船体構造の疲労強度設計法をより精密化し、その成果を学会員各位に還元する。

 到達目標:実際の海象と船の運航を考慮した荷重を用い、ホイッピングを想定した間欠的な高周波重畳荷重と疲労寿命の関係を明らかにし、亀裂伝播実験・解析と疲労被害度を用いた計算を行い、船の航路を特定した場合の疲労寿命推定が可能となる手法を確立する。

2.研究の特色、独創的な点及び意義

 疲労亀裂伝播実験・解析は数多くおこなわれているが、実際の海象に対応した荷重を用いているものはほとんどない。本研究では、実際の船舶に加わる荷重による亀裂伝播を検討するため、より現実の状態に近い解析を行うことができる。

3.国内外の関連する研究の中での当該研究の位置づけ

 現在、コンテナ船の大型化に鑑み、ホイッピングなどの弾性振動が重畳した場合の疲労強度が議論されているが、本研究は、海象・荷重推定から疲労寿命推定までを1つの体系として取扱い、これを実験的・理論的に解明するもので、船体疲労強度設計法の精密化において大きな意義があると考える。

基本情報

委員会長(所属)
深沢 塔一(大阪府立大学・教授)
委員会委員数
12名
キーワード
船体疲労強度評価、亀裂伝播実験・解析、ウェザールーティング、設計海象、嵐モデル、重畳荷重、ホイッピング
活動期間
H27.4~H29.3

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